コンビニめし

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秀山祭九月大歌舞伎を観に歌舞伎座へ。出来れば昼夜で別々の日を取りたいのですが、チケット残席の関係上、今回は昼夜一気の観劇。体力持つか心配…。

秀山祭って今年で10回目だそうですが、私、今年で6回目なんですよ。まだまだ胸張れる観劇歴ではないのは重々自覚しているのですが、それでも、今回ばかりは、おー、そんなに観てるのか…と、思ってしまった次第です。毎月最低2回は観に行っているので、回数だけは、結構な量ですね。ちゃんと身になっているかどうかは疑問ですが…。

秀山祭の面白さのひとつに、普段上演されることの少ない演目がかかることがあると思います。今年は特にその傾向が強くて、午前の部で上演された「双蝶々曲輪日記 新清水浮無瀬」「紅葉狩」「競伊勢物語」のうち「新清水浮無瀬」「競伊勢物語」、初めて見るものでした。それもそのはずで、この2本、いずれも、初演が昭和28年、31年にもかかわらず、今回が4度目の上演。そりゃ、たいていの人が初見だよなぁ。

「新清水浮無瀬」は、お馴染みの「角力場」の前段階に当たり、お芝居全体の導入部です。いわゆる登場人物の来歴紹介的な感じなので、これまでほとんど上演されなかったんでしょうねぇ。ただ、私的には、梅玉さん扮する与兵衛の衣装が超ツボ! 可愛すぎる! 可愛すぎて、珍しくブロマイドまで買ってしまった! 話も「内容がない」なりに、ほんわか楽しめる内容であり、ライトな宙乗りなんかも見れて、中々に楽しい一幕。個人的には、これ、今後も、ちょこちょこと上演して頂きたいなぁと思う次第なのであります。「競伊勢物語」は、すさまじく、ヘビーな話でしたねぇ。ちょっとこれは、もう少し整理してから感想書きたいです。ひとついえるのは、菊之助さんがとっても素敵だったと言うこと。やはり、きれいな女の人の役をおやりになる菊之助さんが一番好きだなぁ。

長丁場を乗り切るべく、最初の食事はごくごく軽く。コンビニのサンドイッチと青汁。

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