ちょっと飲む

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

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会社終わりに、国立近代美術館で開催中の「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」を観に行き、ヘトヘトで帰宅して、スーパーの赤札品で少し飲む。時間もあまりなかったので、パレスビル内のコンビニで菓子パン1個買って、大急ぎでもぐもぐしただけだったので、お腹ぺこぺこでした。美術館の中に、ちょっとした軽食やさんがあればいいのになぁ…と思うのですが、ないの。残念。

本当はこの展示、7月からやっているのでもっと早く観に行くつもりで居たのですが、会期が長いのをいいことに、まぁいいか、まだいいかと言っているうちにあと一週で終わりになってしまうのであわてて出かけた次第。ここ数年、都心の博物館、美術館は、金曜土曜は21時まで開けてくれているところが多く、ありがたいことです。同じようなことを思っていた人は多いのか、会場はかなりの混雑で、冒頭のパネルや映像資料は人だかりがすごくて見ることができませんでした。各種住宅メーカーの協賛多数なのもあって、来場者の3割ほどは、住宅メーカーで働いている人かなぁ…という感じ。5割はデザイン系のお仕事をしている人、1.5割がデザイン系の学生さんって感じで、普通のおばさんはごく少数という感じでした。なんかギョーカイっぽい空間だったなぁ。

ただ、お目当ては、いろんな家の模型だったのですが、それは案外ゆったり見られて楽しかった。というか、ものすごく楽しかったので、もっと早く行けば良かった。

色々たくさん展示があったけど、印象深かったのは「開拓者の家」(石山修武)と「中野本町の家」(伊東豊雄)でした。開拓者の家のクライアントである正橋孝一さんのインタビュー動画を見ましたが、魅力的な人だなぁと思いました。色んな意味で憧れる。中野本町の家は模型を見て、洞窟みたいな家だなぁと思ったのですが、ご本人の講演を読んだら実際そういうイメージで作られたそうで、納得。何とも不思議に敬虔な気持になれそうな、不思議な家でした。

企画展のチケットで常設展(MOMATコレクション)も見られるというので、折角なのでざっと見ましたが、すごくいい空間で楽しかった。あー、これ、教科書でみたーという絵が多く、展示品も豪華。「眺めのよい部屋」も、確かにいい場所でした。2Fの「建物を思う部屋」も、ものすごくシュールでしたよ。

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