フィッシュアンドチップスのようなもの

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

2018-02-14 20.06.47

魚屋で剥きカレイが安売りしていたので、おおいいじゃん、これでフィッシュアンドチップスにしよう…と勇んで買って帰ってきたはいいけど、いざ作るぞという段になって、何と薄力粉が切れていることが判明、しかも炭酸もない。少し考えて、コーンフラワーに片栗粉を混ぜて、ベーキングパウダーと重層、ヨーグルトに牛乳、水で衣を作ってみる。

これをたっぷり絡めて、180度の油で揚げてみたのだけど、衣だけがやたらと火通りがよく、すぐに焦げ色になってしまって焦る。しかも、見た目も、できの悪いアメリカンドッグのようで、なんだか美味しそうに見えない。衣の色は十分だけど、でも、この揚げ時間では、いくら白身魚とはいえ、中まできちんと火が通ってなかろうと、端っこを味見すると、妙に身がグズグズしている。やっぱり火が通ってないのかなぁ…、でも、もう揚げられないしなぁ…ということで、オーブントースターの低温でじっくり温めて、なんとか加熱時間を稼ぐ。この時も味見したけど、妙に身がふわっとしていて、カレイってこんなかんじだったっけ…と疑問を持ちながらも、盛って出す。

うんまぁ、なんていうか…と思いながら食べていたんだけど、夫が不意に「この魚、身が溶けてない!?」と言い出し、ネットで検索し始めて、すぐに「ゼリーミート(ジェリーミート)」という言葉を捜し出してきた。曰く、寄生虫の作用で加熱すると身がドロドロになっている状態をいうそうです。寄生虫…と聞くとひるむけど、人体には無害だそうです。でも、なんか微妙…。

じゃがいもは、皮を剥いて太い拍子木切りにしたら、レンジでチンしてから、コーンフラワーをまぶして低温でじっくり揚げる。カリッとは仕上がらなかったけど、まぁ芋だし、普通においしい。

揚げものだからね…と、口直しがてらに、にんじんの細切りと貝割れ菜のざく切りを和えたもの。にんじんの甘さと貝割れの辛みがいい組み合わせ。これだけが妙においしく感じた、きょうの晩ごはんでした。

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