おいなりさん

カテゴリー: 夕食 | 投稿日: | 投稿者:

2018-03-11 18.48.26

不意においなりさんが食べたい気持ちになって、テキトーに作ってみた。作りながらつくづく思ったが、おいなりさんってなんて難しい料理なんだろう、と。揚げの甘辛具合と、飯の甘酸っぱさ具合を合わせるのが難しいし、そもそも作った瞬間おいしいのはだめで、少し時間を置いて両者がなじんだ後においしさが出るように作らなければならない。なんて難しい…。

出し入りの煮汁でふっくら炊いたお揚げのおいしさは認めつつも、ここ数年は出しを使わず、しょうゆ、みりん、砂糖でやや甘味強めにこってり気味に炊くほうが好きかもしれない。お揚げは、仙台屋(地元の豆腐メーカーでお揚げ類はここのを愛用している)の稲荷揚げで、すでに半分に切られて開きやすくなっているのが4枚入りのを使っているが、油抜きしてから、しっかり水けを絞り、小鍋にしょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、グラニュー糖大さじ1に、水50ccだった…気がする。これを汁けがほぼなくなるまで弱火でゆっくり炊いてから冷ましておく。

ご飯は玄米200グラムに、千鳥酢大さじ1、きび砂糖小さじ1、塩ひとつまみを混ぜたものに回しかける。最後に白ごま大さじ1(結果的に、酢はもうちょっと入れてもよかった。これだと、あんまり酸っぱくなかったのだ)。

25グラム前後に分けてお揚げに詰め、保存容器に入れて半日置いておいた。食べるときは、長野県方式で練からしをつけて食べましたが、これがいいアクセントで、からしがなかったら、ちょっとぼんやりした味かな…と言う仕上がりでした。ほんとにおいなりさんは難しい。もう少し、上手に作れるようになりたいなぁ。

汁ものは、大豆粉の呉汁。

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