七月大歌舞伎の昼の回を見に行く。
演目は、右團次で「高時」、獅童で「西郷と豚姫」、海老蔵で「素襖落」と、好きな演目が続いたのだけど、意外と印象に残っていないのは、勸玄の「外郎売」に全部持っていかれちゃったからだろうな、と思う。何がどうというわけではないのだけど、ええもんみたなぁという感想。最近は勸玄に限らず色んな御曹司がちょいちょい大きなお役で立つことが多いが、こうやって歌舞伎というお芝居をどんどん繋いでいく様をリアルタイムで見るのは、なんとも不思議な気分になる。
お弁当はありものでさくっと。かやくご飯に、わかめと天草晩柑のポン酢和え、半端キノコ(マッシュルーム、しいたけ、しめじ)のさっと炒め、パイカの煮物。