国立劇場の11月大歌舞伎を観に行っていました。

今月の演目は、「浮世柄比翼稲妻」。「鞘当」「鈴ヶ森」「山三浪宅」はそれぞれ単体で見たことはあるものの、通しで見るのは初めて。通しと言っても、結局ダイジェスト的な編集はされてしまうのですが、それでも前後の流れが分かるだけに、勉強になったなぁと。それにしても、「山三浪宅」は切ない話だ…。

もともと、幸四郎、染五郎、福助の3枚看板で上演される予定だったが、染五郎さんの怪我により、名古屋山三は錦之助さん、白井権八は高麗蔵さんにスイッチ。ことに、「山三浪宅」は錦之助さんの甘い雰囲気が合っていて、すごくよかったように思います。ふと我に返ると、山三ってズルイ男だなぁ…と思うのですが…。

お昼は軽く済ませようと、オリジン弁当のジャンボ手作りおにぎりを1個。1個ですけど、ジャンボですから、観劇用の昼食としては十分。ただ、見終わった後、ものすっごく、おなか減りました…。ただ座ってるだけなんですが、芝居見るのって、体力いるなぁ。