コンビニ飯

新橋演舞場の初春歌舞伎公演の昼の部を見に行ってきました。ここ数年毎年新橋演舞場の正月公演は、成田屋がやっているんですが、今年もそうです。今年は昼夜で演目を変えているためどうしたもんかなーと悩みましたが、最終的に、新作歌舞伎が含まれる昼の回を見に行くことにしました。演目は、金閣寺、御存鈴ヶ森、そして新作のNINJA KABUKI 雪蛍恋乃滝の3本。

金閣寺は、雪姫に孝太郎、あとは右團次、齊入、獅童、友右衛門、九團次、國矢なので、成田屋の公演にしては重厚感のある配役。鈴ヶ森は、海老蔵と、昨年末に襲名したばかりの莟玉のコンビで、ぴちぴちのフレッシュ感がちょっとお年玉っぽい感じ。

3本目の雪蛍恋乃滝なんですが、観る前から、色々覚悟していたので、逆に、思ったよりは面白く観られた…というのが正直な感想でした。そう思った理由のひとつが、作演出が秋元康だったからなんですが、実際危惧した通り、歌舞伎というよりも、ショーって感じでした。ショーだと思えば面白い。でも、あれは歌舞伎じゃないなぁ…と思ったのが正直なところ。歌舞伎役者がやったら何でも歌舞伎だよという言葉がありますが、これに限ってはどうも、そうじゃないような気がします。こういうの、ガイジンは好きでしょ、って感じが前面に出ていて、これをオリンピックの開会式でやられたら、何かヤダなー、と思ったのでした。

幕間は、コンビニのおにぎり(ローソンの金しゃりおにぎり)で簡単に。どっちも魚卵になっちゃったけど、まぁいいか。

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