大根の炒め煮

カテゴリー: つくる | 投稿日: | 投稿者:

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この日は一日中、マンションの共用部分に肉じゃがの香りが漂っていました。なんだかそれにつられて、今日のごはんは煮物系。

今日のおかずは、私の実家では冬の定番・大根の炒め煮。皮付きのまま作るので、大根のほのかな苦味が味わえるところが好きなひと品です。大根は皮付きのまま、やや大きめの乱切りに。まずは鶏ひき肉と白滝を炒めて別皿に取っておき、ごま油を足して大根を端っこが焦げ目がつくまでしっかり炒めます。そしたら、ひき肉と白滝を入れて、酒と醤油を同量加えて、落し蓋をして、まっ茶色になるまで煮含める。これだけ。

私の実家は、父が東北出身(青森)ということもあって、煮物といえば、酒と醤油だけで煮るものが大半で、出来上がりはどれもかなりどす黒いものばかりです。出しもほとんど使いません。もうね、醤油でごはん食べてるようなものばかりですし、こういうものが当たり前だと思って育ってきました。たくさん作って、次の日は冷蔵庫でキンキンに冷えたものをアツアツのごはんで食べるのが、またうまいんです。

ただ、こんな醤油だらけの味だと夫は食べないんで、うちでは煮含めるときは、砂糖大匙1、みりんも少々、醤油は出しで割って控えめにしています。最近は、実家で食べた味も、翌日ならではのおいしさも、なんだか忘れ気味です。

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