おいなりさん

カテゴリー: つくる | 投稿日: | 投稿者:

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夫から再三リクエストされていたにも関わらずなかなかやる気の出なかったおいなりさん。なぜかというと、私自身が、あんまりおいなりさんが好きじゃないんですよねぇ。嫌いじゃないんですけど、あまり積極的に手が出ないもののひとつだったりします。

ちなみに、私は、かんぴょうの細巻きとか、桜でんぶと甘い卵焼きが入った太巻きもあんまり好きじゃない。子供のころは、酢も甘みも好きではなかったので、両方が入ったこれらは私にはかなり苦痛な食べ物でした。母は好きなので、わりに食卓には出ましたが、醤油をジャブジャブつけて飲み込む…そんな子供でした。

しかしですねぇ、そんな私でも率先して食べるおいなりさんがひとつだけあって、それは京都のいづ重のおいなりさん。お揚げがふっくらしていてなんともやさしいお味。小ぶりなのもうれしいし(母のはごはんがみっしりしていて、それもあまり好きでなかった理由のひとつ)、新生姜とごまが入っていて、さっぱり食べられるのもよかったなぁ。多分、関西風のおいなりさんなら食べられるってことなんでしょう。ああ、京都行きたいなぁ…。

てなわけで、おいなりさんが好きではない理由を延々と書いてしまいましたが、しかし、夫は好きなので、とりあえず重たい腰を上げて作ってみた次第。参考にしたのは、ずいぶん前にレシピを見て「これなら私でも食べられそうだ」と思った、「私たちのお弁当」に載っている「山下さんのいなりずし」です。

具はきゅうりと桜海老と白ごま、合わせ酢は砂糖控えめで米酢に梅酢を混ぜてます。ちなみに、今回使った梅酢は自家製。ようやく梅干を干し終わって、たくさん梅酢ができたのも、これを作ってみようと思った理由のひとつだったりします。

覚悟はしてましたが、不器用なタチですし、やっぱり大変でしたねぇ。あと、ごはん、たくさんあまったし…。レシピだと、2合で12個なのですが、うちだと、1合で8~10個がちょうどいい感じのようです。

まぁ、それでも、狙い通り、私でもおいしく食べられるあっさりしたおいなりさんでした。せっかくこつを覚えたので、また、そのうち作ろうと思います。

私たちのお弁当 (クウネルの本)

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