おせち

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あけましておめでとうございます。

今年も無事におせちを作り終わり、これで食べ始めを迎えることができました。

おせち作りも3年目になり、少しずつ定番の品が定まってきたような気もしますが、まだまだ精進精進という感じ。ま、コツコツ頑張りたいと思います。

てな訳で、来年に向けてメモ…。

一の重は「有元家のおせち25品」から昆布巻き(たらこ、にしん、ノーマル)、田作り、叩きごぼう、八幡巻き、紅白なます、「お正月の手帖2009年版」から海老の旨煮、数の子、富沢商店の裏のパッケージを参考に黒豆、きんとんは適当に作りました。ニの重は煮しめで、これは昨年買った「きょうの料理」07年12月号に載っていた辰巳芳子さんの煮しめのレシピを見ながらまじめに作ってみました。

おせちの基本はだしにありとどの本にもありますが、一番だしをがっちりとるのは私の技量では難しいので、作り慣れた八方だしを大量に作り、すべてそれで作りまわしました。たぶんそのせいだと思いますが、今年はどれも結構しっかりした味つけになったような気がします。

今年はじめて作ったのは、たらこの昆布巻きと海老の旨煮と煮しめ。有元さんの本で見て、たらこ…少しくどくないか…と思ったのですが、意外に淡泊でお酒のつまみに合うひと品。夫はにしんの方がおいしかったそうですが、私はたらこも気に入ったので来年も作りたいな。巻くのも簡単だし。

海老の旨煮はまぁこんなもんか…という感想。海老好きなので問題ないですが、ちょっと作り方が雑だった。反省。毎年失敗する黒豆ですが、今年は奮発して丹波黒を買ったおかげでしょうか、とりあえずまともに仕上がったのでほっとしてます。難しいよ、黒豆…。きんとんは頭がぼんやりしている状態で適当に作ったのですが、その割にはまぁまぁ。ただ、せっかくクチナシを入れて煮たのに、和三盆を使ったせいで色がつぶれた…。でも、グラニュー糖で作ると味がくどくなる(気がする)ので、やっぱり色は悪くても和三盆の方がいいような気もします。

今年一番大変だったのは煮しめ。煮汁を順番に使いまわしていくので、とにかく手間がかかる。ただ、うま味を重ねていくのでトータル的にはそれほどしょう油を使ってないのに、味が濃い。酒が飲める味で、私はこれ結構好きかも。来年はこの倍の量で、もうちょっと丁寧に作ってみたいな…と思いました。

奥はヒラメとイカのお刺身に、年末に仕込んだいくらの醤油漬け。奥はスモークサーモンで簡単に手毬寿司を作りました。雑煮は大分から送ってもらったおもちに、せり、生麩、ゆずの皮入りで簡単にすまし仕立て。夫は手毬寿司と雑煮だけでいいと言っておりましたが、来年も作るつもりでいるので、その意見は聞こえなかったことにします…。

これを仕込むのにおおよそ3日ほど費やしていますが、まぁこれから3日間は何もせず、これだけ食べてチャラにする予定。

今年もマイペースで更新し続けられたらいいな…というのを新年の抱負にしたいと思います。皆様、今年もよろしくお願いします。

有元家のおせち25品

有元家のおせち25品

NHK きょうの料理 2007年 12月号 [雑誌]

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