ねんりん家

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今日は八月花形歌舞伎の第二部を観に行っていました。演目は「暗闇の丑松」「京鹿子娘道成寺」の二本。

筋書きを読むと、暗闇の丑松は、発表された当初は「(話の内容が)暗い」という理由でなかなか上演されなかったとか。それもさもありなんと思えるほど、救いのない話でした。現実主義者が見るとイライラしそうな話だなぁ…。最後の舞台である銭湯の裏側のセットが面白かったです。

京鹿子娘道成寺のほうは、きれいだったけど、長唄とか日舞をやっているとより見どころがはっきりして面白いんだろうなぁ…と思いました。素人なんで最後の押し戻しが一番印象深かったです。毎度毎度思うけど、見栄を切った海老蔵、目玉がこぼれそう…と心配になる(余計なお世話ですけど)。

最近は、体力的に余裕があるときは、帰りはすぐに東銀座から電車に乗るんじゃなくて、銀座まで歩くことが多い。松坂屋の前を通ったら、ねんりん家が空いてる(といっても、10人ほどは並んだ)。もっけの幸い…と、”マウントバーム しっかり芽”を一切れ購入。

封を切ると、バターの香ばしい、いい香り。食べるとバターの風味が柔らかく広がるけど、くどくなく、すっと溶ける感じ。バームクーヘンでしょと侮って食べると、結構びっくりします。かつてはとんでもない行列の店でしたけど(今も日によってはかなり並びます)、それも分かる気がしました。おいしかったです。

夫はえらい気に入って「あと一切れ、あと一切れ」を繰り返しているうちに、結局全部食べちゃいました。こんなことなら、日持ちが本日中の簡易包装タイプ(生タイプ)を買ってくれば良かった(50円ほど安い)。

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