お弁当

カテゴリー: つくる | 投稿日: | 投稿者:

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新春浅草歌舞伎の第2部を観に行っていました。だいぶ寝不足だったんでちょっと不安でしたが、舞台が面白かったので何とか頑張れた(少し転寝したけど…)。

前々日だったかな、愛之助さんがインフルエンザで休演されて、あやや愛之助さん観れんかな…とおもったら、本日より復活。よかったよかった、と。今となれば、亀鶴さんの沢一も観てみたかった気もしますけど。

お年玉の年始あいさつは春猿さん。好きな俳優さんなのでこれまた嬉しい。で、今日の演目は、「壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)」、「黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)」の2本。

「壺坂霊験記」は沢市に愛之助、お里に七之助。「黒手組曲輪達引」は、助六ほか3役に亀治郎で、早替りを見せてくれます。揚巻は七之助、白玉に春猿、鳥居新左衛門に亀鶴、紀伊国屋文左衛門に愛之助。あとは、白酒売新兵衛が寿猿、三浦屋お仲に笑三郎。水入りまであるのは22年ぶりだそうで。

それにしても、どっちも楽しかったですねぇ。壺坂のほうは、七之助のお里がかわいすぎる。こんな気立てのいい前向きな奥さんなんかいねーよって内心突っ込みながら観ました。それに対して、沢市のほうは、何事にもぐずぐずいじけ虫な辛気臭い男なのですが(盲目ゆえに仕方ない部分もある)、最後に観音様の御利益で目が治った以降は、ビックリするくらい明るい男に変身。この落差が面白かったです。

黒手組のほうは、歌舞伎十八番の「助六」に想を得た話……なんですけど、早い話がパロディというか、パクリというか。たまたま、海老蔵の助六観てるし、テレビで団十郎の助六も観てるので、いろいろ楽しめました。舞台は、「亀治郎オンステージ」状態で、亀治郎好きのわたくしめとすれば、楽しい舞台でございました。福山雅治の曲が流れてきたときはウケたよ。股くぐりもおかしかったし。

で、今日はちゃんと弁当作って持って行きました。おにぎり握りたかったけど、時間がないから、弁当箱にだだだと残り物詰めて。地味弁ですけど、これでいいんです、これで。

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