黒ごまスティック

カテゴリー: つくる | 投稿日: | 投稿者:

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昨日、なかしましほさんのクッキーのワークショップに行ってきました。だもので、帰宅してすぐに復習がてらに黒ごまスティックをつくっておりまして、たんとありますので朝ごはんに。

ワークショップは、6人で1教室。はじめてさんコースなので、お題は黒ごまスティック。予習も兼ねてあらかじめ自分で作ったものを持参し、それを先生に食べていただいて、失敗した個所を指摘してもらったら、一人ずつマンツーマンで作っていきます。わたくしの場合、そぼろにするところが全くできておらず(だから硬い)、のばし方が雑なうえ(分厚い)、焼き時間が短いので生焼け状態です(粉っぽい味)、と指摘されました。

実際に作る前に、先生がデモンストレーションで作って見せてくれますが、当たり前ですけど手早いのなんのって。で、出来上がったものを試食しましたが、衝撃的なおいしさでした。さくさくで、ほろりとしたくちどけ。ごまの風味が立っていて、心なしか私が作ったものよりも甘さもしっかりしている。同じ分量で作っているのに、何とも不思議。今まで作っていたのは何だったんだ…、と。

ポイントは、粉に空気をしっかり含ませること、油の分量をしっかり量って入れること、粉の隅々まで油をしっかりいきわたらせること(しかし手早く行うこと)、練らないこと、生地はしっかり焼切ること。いずれも本に書いてあることばかりなのですが、何となく理解しているのと、実感しながら理解するのでは理解の内容に大きな違いが出てくるのは当然の話でして、本当に教わってよかったです。いろいろ勉強になったし、楽しかった。上級者さんコースもぜひ行ってみたいです。

手前のはワークショップで作ったもの(マンツーマンで作りますが、大事な部分は先生が仕上げてくださいますので、お手本に近い仕上がりに)、奥のは家に帰って自分で作ったものでして、夫が申すには「ほとんど差がない」とのことでしたが、個人的には生地を伸ばしすぎた(1ミリほど薄かった)のでほろり感が若干なかった気がします。どのくらいの厚みに仕上げるかも、結構重要な気がします。何より大事なのは粉と油をなじませる工程ですが、ここは数をこなすことで身につく部分でもあるので、何度でもやってくださいとのことでした。夫はなかしまさんの焼き菓子が大好きなので、しばらく練習してマスターしたいと思います。

まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本

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