しいたけフライ

カテゴリー: つくる | 投稿日: | 投稿者:

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今日は夫の誕生日なので、何か食べたいものがあればと尋ねると、「どんこカツ」と言われました。なんでも、渋谷に行った際によく立ち寄るとんかつ屋さんにあるメニューだそうで、いろいろ聞いてみると、れんこんのはさみ揚げみたいな感じのようです。

あとで調べたら、夫が言っていたのは、蓬莱亭の「お好みどんこカツ」だと分かりました。作る前に調べろよ…って話ですが、その時はそんなこと思いつきもせずに、単純に、生しいたけにあんを詰めてパン粉をつけて揚げてみました。

あんは、豚ひき肉200グラムに塩らっきょう2個、長ねぎ10センチほどをみじん切りにしたもの、紹興酒小さじ1、しょうゆ小さじ1、こしょうを粘りが出るまで混ぜたものを使っています。ただし、大ぶりの生しいたけ8個ほどを使っているにもかかわらず半分ほど余ったので、分量はこの半分でいいと思います。パン粉は、夫が「結構細かい感じだった」というので、市販のパン粉(フライスター)をフードプロセッサーでさらに細かく砕いたものを使いましたが、蓬莱亭のHPを見たらそこまでせんでもよかったかも…とは思いました。

案外難しかったのが揚げ方。しいたけってすぐに火が通りますが、お肉はひき肉とはいえそこそこかかります。なので、お肉に火が通るまでじっくり揚げてたらしいたけがしぼんでしまって、食べた時ちょっとさびしい。たぶん、お肉の面を下にしてじっくり火を通したあと、さっと裏返して表面に焼き色を付けるって揚げ方がいいんだろうなぁと思います。課題だらけでしたが、とはいえ、なかなかおいしかったです。またつくろうと思います。

手前の2切れは、干ししいたけで同じように作って揚げたもの。やってみたら意外とおいしかったです。いったん水で戻しているから生しいたけよりも油を吸わずヘルシーかもしれないと思いました。ただ、夫的には「しいたけのうまみが強すぎてバランスが悪い」とのこと。たしかに冷めると「しいたけ!」って主張が強くなり、しいたけが嫌いな人には地獄の味わいになりそうな、そんな感じでした。私はしいたけ好きだから問題ないですが。

蓬莱亭ではソースをかけて食べるそうですが、ソースが切れていたので塩とかぼすのしぼり汁で食べてもらおうと思っていたのですが、ソースがないと知った夫「買ってくる」と。主賓にソースを買いに行かせるなんて、やっぱり私、詰めが甘いです。すまんねー。

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