オステリア カンタガッロ&ラ テラ

カテゴリー: 昼食, 外食 | 投稿日: | 投稿者:

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伊勢丹カードを持っている関係で、時々、催事のパンフレットが届くのですが、イタリア展のパンフレットをパラパラ見ていたら、大分の豊後高田にあるお店が出店するということで、興味本位で食べに行ってきました。

豊後高田は夫が生まれたところでして、なぜか私の本籍地もここです(ホントは府中で申請したのにいろいろあって豊後高田になってしまった。ま、いいんですけど)。

この「ラ・テラ」というお店は、もともとは中津にあったそうですが、その後豊後高田に移転したそうで、夫に聞いてみたら「ド田舎から、ドドド田舎に移転するようなものだ(出身者の自虐的表現なので、真に受けないでください)。あんなところにイタリアンがあるなんて信じがたい。俺は行かない」というので、雨降る中、ひとりで行ってみることに。

雨だから空いてるかなと思ったら、結構な盛況で、どこも行列。少し並んで入りまして、ピアットウニコを注文。ピアット=皿、ウニコ=ひとつで、ワンプレートって解釈でイイんでしょうか。アンティパスト、プリモ、セコンドがひとつのお皿にまとめられています。

今年のイタリア展はトスカーナがテーマで、このピアットウニコも、トスカーナにあるカンタガッロというお店とのコラボレートだそうです。料理名は、ひとつひとつが噛みそうなほど長いのですが、せっかくなのでメモしておきます。

    • 大分県産鶏レバーと柚子胡椒のクロスティーニ
    • 豊後高田産長ねぎと「サヴィーニ」チンタ・セネーゼ ラルドのクロスティーニ
    • 大分県産野菜のマリネ
    • 大分県産塩漬けオキアミとヒヨコ豆のカチェットスープ
    • パッパルデッレ 豊後牛とかぼすピールのラグー パンフォルテ風味

どれもおいしかったですが、特にラグーが印象的でした。結構大きめのかぼすピールが入っているのですが、甘さとさわやかさがプラスされて意外なおいしさ。パスタは手打ちで歯触りもいい。パンフォルテってのがよく分からなかったのですが、後で調べたら、シエナの郷土菓子なんだそうで。若干スパイシーさんを感じたのはそのせいかぁ。あとは、ラルドの下に敷かれていた長ねぎのペーストがすごく甘くておいしかったなぁ。レバーペーストに柚子胡椒をプラスするってのは、今度真似してみたいです。

そういえば、パンもついていましたが、トスカーナ独特の塩なしパンでした。あー、こんな感じなんだぁーと、ちょっとびっくり。

周りの人はほとんどの人がワインと一緒に召し上がっていましたが、ちょっともう、最近お酒が飲めないので、食後にエスプレッソでシメ。余裕があればドルチェ(大分県産ザボンとはちみつのセミフレッド りんごとヴィンサントソース、豊後高田産落花生の極薄カントゥッチ添え)も食べようかなぁと思いましたが、おなか一杯になってしまったのでパス。でも、久々に、外でイタリアンを食べれて、楽しかったー。催事会場のイートインってなかなか足が向かないのですが、たまにはいいもんですね。

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