タグ別アーカイブ: 京王駅弁大会

しゃもじかきめし

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夫はお仕事で帰ってこないので、いそいそと、今日も駅弁。ここ数日、夕方に行っても少し残っていることが多かった、しゃもじかきめし(広島駅弁当)。牡蠣の旬の時期にあたる、10月から翌3月までしか発売しないため、有名な駅弁にもかかわらず、案外お目にかかれる機会はあまりない。今日も残っていてよかった~。

しゃもじの形は、厳島神社の宮島杓子からとっており、すでに、お弁当箱から縁起物。中身は、カキフライ(ソースはオタフクソース)、かきのゆず味噌和え、じゃこに、なますに、広島菜。牡蠣の出しで炊いたご飯に、煮かき、錦糸玉子、海苔を乗せて、彩りもきれいに。このかきめしがとっても美味しくて、このご飯でお酒が飲めるくらいでした。やっぱり、昔からあるお弁当は、美味しさに説得力があります。バランスがよくて、満足感たっぷりのお弁当でした。あぁ~、今度は宮島口のうえののあなご弁当をぜひ…。

 

大分豊後山海三昧

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おでんを仕込んでいたので(夫が)、ご飯がメインの駅弁をひとつ調達して、ちびりとお酒でも飲もう…と思ったのですが、そういう日に限って、お目当ての弁当が軒並み売り切れ。なんたることか。まいったな…と思いつつも、目についたのが、「大分豊後山海弁当 極み寿司」。今回チェックしていたお弁当のひとつに「なごり雪」というのがあったのですが、製造元がそこと同じ会社(寿し由)だったので、思わず購入。なんでも、昨年(2015年)の九州駅弁グランプリで優勝したお弁当なんだそうだ。

お寿司が8貫におかずが色々入っている賑やかなお弁当で、蓋を開けたときのバラエティ豊かな雰囲気が、いい感じ。お寿司は、豊後牛(フンドーキンの柚子胡椒付き)、とり天、しいたけバター焼き、豊後水道押し寿司(鯖、鯛、海老)。おかずをつまみつつ少しお酒を飲んでから、最後にご飯ものでシメ…が、ひとつで完結する駅弁が、私にとっての素敵駅弁なので、そういう意味で、この駅弁はかなり素敵でした。いろんな駅弁を作っているようなので、今度大分に行った際には、ぜひ、ほかのものも見てみたいです。

駅弁食べつつ、おでんをつまみ、神亀の純米。

奥久慈しゃも弁当

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今日も京王駅弁大会で、物色。初日は大行列だった、奥久慈しゃも弁当(JR水郡線常陸大子駅)のブースに全く人がいなかったので、これはチャーンスとひとつ買う。駅弁大会自体に出店するのが初めてのようで、いろいろドタバタしているのが、初々しい感じで印象深かったです。玉屋旅館という旅館が作っているようで、旅館のチラシもいただいてきました。

今日も輸送駅弁はほとんどいいのが残っておらず、復刻掛紙駅弁の中から、幕の内弁当(JR北陸本線加賀温泉駅)をチョイス。毎年、香箱蟹やのどぐろの入った弁当を持ってくる、高野商店の駅弁ですが、さすが老舗が作る幕の内だけあって、おかずが多く、気の利いた組み合わせ。意外に掘り出し物でした。これにワンカップがあれば、なかなかのご馳走…。

なんとなく、汽車土瓶のお茶みたいなのが飲みたくなって、一保堂茶舗の花粉を買って帰る。かなりお手軽なお茶なのですが、簡単に入れられて、美味しいので気に入っています。

桜島灰干し弁当

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おせちが一段落すると、今度は駅弁大会のシーズン。京王百貨店新宿店で、「第52回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」が、12日から24日まで行われるのです。幸いなことに(?)、勤務地が西新宿とくれば、これは寄らないわけにはいかない…。しかし、年末・正月商戦が一段落し、バレンタインシーズンまでの狭間にめいっぱいこれを持ってくる京王百貨店は、ホント鬼だなと思う。

どのみち、夕方の帰り際にさっと寄って、いいものがあれば買う…と言うスタイルなので、それなりに欲しいものはピックアップしておきつつも、本質的に出たとこ勝負…。わたし的には、基本、対面よりも、輸送駅弁コーナーの方が好きなのですが、初日と言うこともあってか、17時半頃覗いたら、ほぼ、何もない状態でした。

そんな中幸いなことに、ひとつだけ残っていたのが、桜島灰干し弁当(JR鹿児島中央駅)。これ、整理券配布して発売する弁当だと思ったのですが、なぜか1つだけ売れ残っていました。あらかじめチェックしていたうちのひとつだったので、嬉しい。でも、なんで、ひとつだけ残っていたのかしらん。私にはありがたい話ですが。

ご飯の上に、桜島灰干し、寅焼(玉子焼き)、黒豚塩麹焼、ぼっけちび、からあげ、椎茸旨煮、きんぴら、れんこん甘酢漬け、いんげん、梅干し。

灰干しは鯖だったかな。すごく薄切りだったのに驚きましたが、噛みしめるといいうまみが出てきて、しみじみ美味しい。個人的には、お肉のおかずを全部カットして、灰干しを3切れほど追加してくれると、もっと嬉しいなぁ…と思いましたが、もちろん、お肉も含め、おかずのバランスのいいお弁当です。ご飯ももっちもちで美味しく、程よい量。800円でおつり来るのも良心的。これにワンカップ添えて、ゆっくり食べるの、すごくいいなあと思いました。美味しかったです。

食後に、佐久の鯉のうま煮で一杯。鯉、案外好きなの。