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ポテ

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三連休のどこかでポテを作ろうと、塩豚を仕込んでいたのですが、結局つくったのは連休最終日。連休中には食べられませんでしたが、ただ、おかげさまで、あー、今日の晩御飯はポテを温めるだけでいいのだーと、ルンルンで帰宅できたので却ってよかった気がします。

ポテというのは、まぁポトフみたいなものなのですが、ポトフよりも少々原始的な煮込み料理のようです。谷昇シェフの、『ビストロ仕立てのスープと煮込み』にあるレシピを見ながら作りましたが、あれこれ入れたくなってしまう気持ちをグッと抑えて、具は、塩漬けの豚肉と、キャベツと、別に火を通したじゃがいもだけにしました。

豚肉は、本当はバラ塊肉、ロース塊肉の2種類を用意するのですが、そんなに肉ばっかり食べられないので、バラ塊だけで。その代り、本の通り、肉の重量の3%の塩、1.5%の砂糖、0.5%の胡椒を丁寧に揉み込んでから冷蔵庫で1週間寝かせ、30分ほど流水にさらして塩抜きして、使いました。こんなに長く寝かせて、塩が回り過ぎて塩辛すぎて食べられないなんてことにならないかな…と少し心配したのですが、さすが、名シェフのレシピ、丁度いい塩梅でした。

これを、水から煮始めて、沸騰させずに長時間コツコツ煮込むと、うっとりするくらい透き通った、黄金色のスープになりました。肉のうまみと塩気、野菜の甘さのバランスが丁度よくて、とにかくスープが美味しい。ディジョンマスタードを切らしていたので、ハリッサを添えましたが、まぁまぁ合っていました。でも、ディジョンマスタードのほうが合うだろうなぁ。

パンは、墨絵の、ぶどうパン、ナポリパン(帆立グラタン)、チョコパン。今日は雨で寒いからか、いつもは満席のレストランにも空席がちらほら。そうか、こういう天気の日だったら、レストランも入れるのか。