スープが煮えるまで少しかかりそうだったので、軽くお酒を飲んで待つ。
ただ、お酒を飲むだけもアレだからと、干し柿にクリームチーズを挟んでスライスしたものを出す。干し柿のほのかな甘さと、クリームチーズの塩気がいい塩梅で、どんなお酒にも合います。
私はこれは、ひとりでお酒を飲むときに食べていたのですが(どうせ夫に出しても手を付けないだろうと思っていた)、試しに勧めてみたら「美味しいじゃん、これ」と、予想外の反応で驚く。美味しくないって言われるよりも嬉しいのでよかったものの、この干し柿は年末に大分から餅諸々と共に送ってもらったものでして、これで最後なのよ。ごめんね、もっと早く出せばよかったね。
奥は、なかしましほさんのスマイルクッキー(『まいにち食べたいごはんのようなクッキーとビスケットの本』)。同じ本にある黒ごまクッキーはほぼ問題なく作れるのに、ほとんど同じ作り方にも関わらず、これは毎回どこかを失敗する。今回は、ちょっとかたいの。原因は生地の練り過ぎ。
味は美味しいので人間様は問題なく食べているのだけど、小僧(黄)はお気に召さなかったようで、食べさせてみたら、2口齧って、「もういらない」ってそぶりをされました。鳥なのに、夫より厳しいジャッジってどういうことなのよ。