日別アーカイブ: 2014/12/02

パイカとドライマンゴーと長芋のスープ

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土曜日に仕込んでおいたスープを温めて、紀文の肉まんと一緒に食べる。

参考にしたのは、『ウー・ウェンの元気になるおかずスープ』にある、「スペアリブと長芋とドライマンゴーのスープ煮」。昨日の夜出した、にんじんとドライマンゴーのサラダに続き、ドライマンゴーづいていますが、そもそもは、この料理が作りたくてずっとチャンスを伺っていて、サラダは残ったので折角だからと一緒に作ってみた次第なのです。そのまま食べても美味しいので、中途半端に残っても、ちっとも困りはしないんですけどね…。

ずっと作りたかった割に、なぜ、レシピに忠実にスペアリブではなく、パイカを使っているか…というと、たまたま買い物にった日はパイカが出ていたから。パイカというのは豚ばら肉の軟骨のことなのですが、軟骨周りの肉も結構沢山くっついてくるので、十分に食べ応えがあるのです(青森県の三沢秋田県の男鹿ではこれを使った名物があるそうです)。スペアリブを使っても、夫はきっと食べないだろう(夫は基本的に、骨付きの肉は嫌い)。だったら、私が使いたい食材で作ったほうがいいんじゃない? と、そう思ったわけなのでした。

レシピはビックリするくらい簡単でして、パイカは湯通ししてさっと洗ってから鍋に入れ、水、酒、ドライマンゴー、豆板醤と一緒に肉が柔らかくなるまで煮るだけ。最後に、皮を剥いて輪切りにした長芋を入れて、火が通るまで煮たらおしまい。

味付けは、豆板醤だけかー!? と驚きましたが、お肉が柔らかくなった時点でスープを飲んでみると、意外なことに、なんだか不思議に美味しい感じなのです(うまく言えないけど本当に美味しい)。好きな人は好きな味。恐らく、この味、気に入らない人もいると思う。でも、私は、好きだな。酢豚パイナップル好きな人だったら、結構ハマる味じゃないかと思うのですが。

そういえば、夫は、「スペアリブだったら食べれたのに…」と言っていたので、今度はスペアリブで作ろうと思います。私は、パイカを調理するのも食べるのも初めてでしたが、いやー、これ、美味しいですっ! 軟骨や豚足が好きな人は好きでしょうねぇ。今度はもっととろっとろになるまで煮込んで食べよう…と思いました(夫がいない時に)。