七月花形歌舞伎の昼の部を観に行きました。

千穐楽近くに行っているせいもあると思うのですが、歌舞伎座のお客さんも相当落ち着いてきたような気がします。初めて、地下の木挽町広場をぶらっとひとまわりできました。こんな感じなのね。

今日の演目は、「加賀見山再岩藤」。予習して行かなかった自分が悪いとはいえ、話の筋がちょっと分かりにくくて、苦戦しながら観ました。一応、通し狂言と銘打っていますが、話を動かす前提条件となる過去の騒動の部分は上演されず台詞で説明されるだけなので、そこをぼんやり見過ごして、ちょっと大変でした。ただ、見どころは多く、楽しく観ると言う意味では十分堪能。初めて松緑さんの女形姿を観ましたが、案外、違和感ないものだな、と思いました。

銀座に出るたびに何時も振られ続けていた、喫茶アメリカンのテイクアウトのサンドイッチ。今日こそはと、最初の幕間の際に買いに行って、無事に確保。「たまごとチキン」買いましたが、どっちも噂に違わず美味。

ただ一つ難点は、量が多すぎることでしょうかねぇ（この店は、盛りが多い店としても有名）。今回は幕間が3回ありましたが、3回に分けてようやく食べきりました。でも、美味しかったですよ。