薄切り肉のソテー

薄切り肉のソテー by nekotano

セージが結構に残っていて、セージバターで食べる料理(ニョッキ以外)ってなんかないかな―と手元の本をパラパラしていたら、『ロレンツァさんちのトスカーナのごちそう』にある「薄切り肉のソテー・レモン風味 かぶ添え」という料理が、結構ドンピシャだったので、本の通りに作ってみることに。

ただし、本では仔牛を使っていますが、もちろんない。レシピには「鶏でもいい」とあったので、幸い阿波尾鶏のムネが1枚あったので、それをそぎ切りにして使う。

塩を振り、粉をはたいた肉を、にんにくの香りを移したオリーブオイル、バター、セージを入れたフライパンで焼いて取り出す。別の鍋でクタクタに塩ゆでして水けをきっておいたかぶをフライパンに入れ、香りや旨味を含んだ油を吸わせながら温める。

初めて作るので、レシピ通りの油分を使いましたが、半分に減らしても行けるかも。ただ、イタリア料理を作っていていつも思うのは、あんまり、塩に頼らない料理だよなぁ…ということ。全部が全部そうではありませんが、ギリギリまで加熱を行って素材の甘みを引き出し、最後にその甘みを断たせるための塩を加えて、おしまい…という感じの料理が多いような気がしてます(私個人の見解ですが)。野菜が美味しい国ですもんね、余計なものを入れなくても美味しいってことなんでしょうねぇ。

写真だと美味しそうに見せませんが、大変おいしかったです。なんちゅうても、セージが好きなのでってのもありまして、バターでカリカリになったセージがまた、美味。

奥は、セロリのポタージュ。セロリだけでペーストにして、コンソメスティック、牛乳でのばしました。これ、美味しい。

パンは、アンデルセンのハイジの白パン、ハートディナーロール。

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