ぺらかつ

ぺらかつ by nekotano

今、冷蔵庫には、食べるのには問題がないものの古いもの(刻んだラディッシュの葉、お揚げ、白ごまのソフトふりかけ)、やや古いもの(切り干し大根、にんじん、干ししいたけ、ちくわの煮物)、夫が嫌いなもの(鮭のこぶまき)、失敗したもの(豚肉、たけのこ、実山椒の炒め物)と、4つのお惣菜が眠っている。

このお惣菜たちは、夫は絶対に食べないだろうから、夫用のおかずをひとつ足さなきゃいけない。うーん、何作るか…、もうなんか、伊勢丹でシウマイかコロッケか肉まんでも買ってくるか…と悩んでいたら、ひとくちカツ用の豚もも肉が2切れ、冷凍庫に転がっているのを見つけた。ツイテル。

お肉はオーブンシートにはさんで肉叩きで2.5倍ほどの大きさになるまでのばします。厚みは3~4ミリ程度かなぁ。これに、粉、溶き卵、細かくしたパン粉を付けて、揚げます。厚みがないので、小さいフライパンで揚げられるし、火の通りも早いのがいいところ。春キャベツの千切り(というか、ざく切り)をたっぷり添えます。

ひとくちカツ2切れというと少しさびしい感じですが、これでも100グラムはありますから、1人前としては十分な量なんですよね。ソースをかけて食べるのもいいですが、心持ちしっかり目に塩こしょうをして、レモン汁をたっぷり絞って食べるのもおいしい。

夫は案の定、豚肉、たけのこ、実山椒の炒め物だけ箸をつけて、「なんか、味がぼんやりしてるね」と言ったきり、ぺらかつに専念。そうなんだよ、この炒めものは、炒めながら順々に調味料を入れていく方式で作っていたんだけど、みりんの蓋が開かなくて(みりんの糖分で蓋が固まった)もたもたしている間に、最初に入れた砂糖や肉が焦げるわ、味は決まらないわで、散々だったんだよ。みりんの蓋で指切るし。

まぁ、失敗したとはいえども、自分で作ったものなので、それなりには食べられる。お酒のアテには悪くない。他のお惣菜たちと一緒に、お酒(豊盃純米特別酒)をちみちみ飲みました。夫はビール。

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