蒸し鶏

蒸し鶏 by nekotano

久しぶりに直売所へ行って野菜を買いこんだので、まぁ、早く食べなきゃいけないものから。

まずは、何をさておき、枝豆。直売所だと、ノーマルな枝豆と茶豆風味の2種類を置いていますが、あればなんとなく茶豆風味を選んでしまう。あのスモーキーな味わいが美味しいなぁ…と思う。茶豆といえば、「だだちゃ豆」「天狗印」がブランドですが、まぁ、枝豆って鮮度が命な部分が大きいので、府中産のノーブランド品でも十分おいしいのですよ。

枝豆は、先端部分を少し切落としつつ、枝から切り離し、ボウルに入れて塩小さじ2ほどで産毛をこそげ落とすように揉み洗いし、表面の汚れをしっかり取ったら、水を切って鍋に入れ、水1カップを入れて強火にかける。沸いたな…と思ったらざっくり天地返しして、弱火に落としてふたをし、3分半~5分。塩小さじ1をふってざっと混ぜ、ざるに広げて、扇風機の風などに当てながら冷ます。

この枝豆のゆで方は、はるか大昔に買った『男が作る 男が食べたい 基本の料理』というオレンジページムック(紹介している料理はほぼ肉料理+酒のつまみ+チャーハン)の中にある、ケンタロウのおつまみレシピのページで覚えました。

この中で、ケンタロウさんは「枝豆は、どんな量でも1カップの水でゆでられる」と言っていて、私が長年「ケンタロウ式」と言って愛用してきた方法だったのですが、後年、この方法は、カツ代さんがおっしゃっていた方法でもあって、人によっては「カツ代式」でもあることを知りました。枝豆が美味しいうちは、まだまだこのレシピには、お世話になります。

鶏胸肉を買ったときに、お肉屋のおばさんに「棒棒鶏がお勧めよー」と言われていたので、お勧めに従ってそんな感じのものを作る。蒸し鶏と書きましたが、実際は、茹で鶏でして、先日作ったカジキマグロのツナと同じ手順で作りました。

鶏胸肉は、皮をはいで、重量の1%の塩をもみ込み、半日ほど冷蔵庫で寝かせる(おおよそ120グラムほどの肉を使用)。出てきた汁をペーパータオルで拭い、オリーブオイル小さじ2ほどをぬりこんで、ジップロック入れて空気を抜いて封をし、常温に戻してから鋳物鍋に入れ、70度ほどのお湯を注いで蓋をして、冷めるまで放置。中を割って火が通っているのを確認したら、冷蔵庫で保存する。

柔らかく、しっとり仕上がって、なかなか美味しかった。夫も「鶏臭くない」といっていたし。塩はもう一声落とせるような気もするけど、臭み取りの側面もあるから、どうしようかな…。とりあえず、今度は0.8%でやってみるか…。

たれは、白練り胡麻大さじ1、黒酢小さじ1、しょうゆ小さじ1、水大さじ1で作ってみたけど、もうちょっと工夫の余地ありかも。夫は、一口食べて「おれは、ポン酢で食べるわ」と。

あとは、もやしのナムル、にらジャン。ビール。

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