「さぁさぁ、お昼はどうする? ①カトキチでかけうどん、②明太子パスタ、③トマトとモッツァレッラのパスタ」と夫に問うたら、しばし考えて、「…①! いや、やはり②だ」という。本当はうどんが食べたかったそうですが、うどんは自分でも作れるから、一番めんどくさいものをリクエストするべきだ…と思い直したそうな。賢いな!
しかし、明太子パスタは、パスタの中ではかなり簡単お手軽な部類なんですけどねぇ。なにしろ、パスタゆでたら、後は和えるだけでいいのだから。なので、以下、夫のために、手順を記します。
- うちで一番大きなボウルを出し、にんにく1片を半割りしたものをこすりつけにおいを付ける(にんにくは取っておく)。
- ボウルの中で明太子1/2腹をばらし、オリーブオイル大さじ1、めんつゆ小さじ1/2、もしくは白だし小さじ1/2のいずれか、すり白ごま大さじ1を加えて、よく混ぜる。
- 水菜1把を洗って、しっかりと水けをとって、ざく切りにし、明太子ソースを覆い隠すように、葉先から順番にボウルに入れる。
- スパゲッティをゆでる(湯1リットルに粗塩小さじ2。1人前80×2)。①で使ったにんにくも一緒に入れてしまう。表示時間の30秒前に引き上げ、しっかり水けを切ってから、③のボウルに入れ、よく混ぜる。
- ほんのり温めておいた皿に盛り、レモンを添える。
ちなみに、このレシピの元ネタは『うちの食卓 イタリア主婦のおいしい家庭料理』にありまして、ルッコラと白ごまを使うところが一番のポイントなのだと思うんですよね。実際、ルッコラを使った方がメリハリのきいた味になってはるかに美味しいのですが、水菜を使った方が食べ応えがあるので、最近はもっぱら水菜派に。美味しさを求める場合は、ぜひ、ルッコラを使ってください。