レストランISHIDA

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歌舞伎座で開催中の、吉例顔見世大歌舞伎の夜の回を観に行って参りました。今回は11代目團十郎五十年祭と銘打たれて、十一代目が得意とした演目がずらり。

で、夜の回は、元禄忠臣蔵の仙台屋敷(仁左衛門)に、勧進帳(幸四郎)、河内山(海老蔵)と、濃い舞台が立て続けに並ぶのですが、それもそうなんですが、しかし、大半のお客さんの最大のお目当ては、幕が開いて最初に上演される「江戸花成田面影」の中で行われた、堀越勸玄くんの初お目見えだと思います。

すでに、人から聞いたり、動画を見たりしているので、可愛いのは知っているのですが、しかし、実物はさらに可愛らしい。2歳と聞きますが(同僚によると、あのサイズだと、ほぼ3歳でしょといってましたが)、2歳って、あれくらいのことが出来るんだなぁ…。ちょっと眠かったらしく、時折目をこすったり、ぼんやりしたり、斜めに座ってお父さんに直されていたり、扇子を逆に置いてお父さんに直されていたり、「ほりこしかんげんでごじゃりますう」と挨拶したりと、可愛いことこの上ない。居並ぶ幹部たちの中でも、ことに、梅玉さんは本当に温かい笑みで彼のことを眺めており、思わず私まで優しい気持ちになってしまった。しかしね、私は、勸玄が成田屋の芸を一通り出来るようになる頃には、もう、生きてないんだろうなぁ…と、思わずしみじみしてしまった。

今日のお弁当は、最近、2階の売店で売られるようになった、レストランISHIDAのオムライス弁当。700円。まろやかで美味しいです。2Fは同じくISHIDAのプリンとか、パニーニなど、軽食を扱うようになってくれて、ありがたいことこの上ないです。

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