和久傳

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駅弁好きなわたしですが、京都だと駅弁よりも先にチェックするのは、JR伊勢丹の老舗弁当のコーナーです。でも、いつも、フリーハンドで行くので、お目当ての弁当を買えたためしがありません。

が、今日はあったんですよねぇ、はつだの和牛弁当も、和久傳の鯛ちらしも(なぜ、今日に限って両方あるのだ…)。昨日も上等の折詰弁当を食べているのに、今日もこんな豪華な弁当っていいのか…と逡巡しましたが、お目に掛かれたのも縁と思って買うことに(大げさな)。

上品な酢飯の上に、ごく軽く〆た鯛の薄造りを敷き詰めたご飯が眩しい。もー、ビックリするくらい美味しかったです。この文章書いているの1年以上前ですけど、まだ覚えてますもん。美味しかったなーって。

のびやかな手書き(を印刷)のお品書きも、雰囲気満点。調理した人の名前まであるのには驚いた。

  • 鯛ちらし 花山椒 昆布 生姜
  • 春蒔きの小蕪 一寸豆
  • 揚茄子 ズッキーニ
  • 車海老 小芋 揚麩
  • 出し巻玉子 茗荷

このお弁当は夫も私も同じものを1個ずつ買ったのだけど、それ、正解だったねーと言いながら食べました。だって、これは、ひとりでゆっくり味わいたいですもん。

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