コンビニおにぎり

IMG_20160723_184635_resized_20160723_095644346.jpg

七月大歌舞伎の夜の回を観に行っていました。

食事は、ギリギリで駆け込んだので選んでいる時間がなく、コンビニで、具入りのおにぎりを3つ調達(開演前に、赤飯おにぎりを1個食べる)。幕間の度に、1個ずつ食べました。しかしね、この、「ふわっふわ!オムライスおにぎり」は、ほんとに食べにくかった。ふわっふわ、というより、べたべたで。美味しかったですけどね。

「荒川の佐吉」を通しで観た後、復刻十八番の「鎌髭」「景清」。

「荒川の佐吉」なんですが、あんまり気乗りしないで観に行ったんですが、これがすごくよかった。同世代だったら、これはもはや猿之助さんしか演じられないでしょうと言いたくなるくらいよかったです。卯の吉を手放す決断をしなければならないシーン、周りの客席のあちこちからも、すすり泣きが聞こえました。あれは泣けますよ。とてもいい台詞のオンパレードで、切ない話なんだけど、最後は晴れやかな気持ちで席を立つこるが出来る、気持ちのいい戯曲だと思います。真山青果って少し苦手意識があるのですが、これは、また観たいなと思います。

「鎌髭」「景清」は、どっちも復刻もの。どちらも、景清が主役なので並べて上演したんでしょうが、どちらも似た話なので、ちょっとダレてしまったかな。十八番は1粒で大満足!みたいな濃さがあるから、2粒あると、観る方も結構大変です。でも、「鎌髭」の猪熊入道をやった右近さん、面白かったなー。何やっても、うますぎ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。