茶寮宝泉

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相国寺を出て、えっちらおっちら歩いて、ようやく下鴨神社に。

下鴨神社というよりも、糺の森を歩くのを楽しみにしていたのですが、なんたることか工事中で、迂回しろという張り紙が! 結局、下鴨本通り(普通の道)を歩いて、南大鳥居のところから入る。なんなんだ、もー。

ところで、鳥居の大きさを写真で表現するってのは、難しいですね。いろいろ撮ってみましたが、まぁこんな程度…。あと、「君が代に歌われたさざれ石」ってのがあったんですが、鎌倉でも見たような…。調べてみると、結構あちこちであるみたいなんですね。

 

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楼門には茅の輪が掲げられていました。どうくぐるかわからなかったので、普通に通ってしまいましたが、せっかくなので人形をお納めしました。人形に名前と年齢を書いてから人形で体を撫で、息を吹きかけてから、お賽銭と一緒に箱に入れる。

で、今この記事を書いていて知ったのですが、まさについさきほど夏越神事が行われていたそうで、私の罪穢も清めていただいたようです。今年は厄も明けたし、いいことがあると信じたい。

 

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あちこち工事していて、行けないところが多かったのですが(もしかすると、神事があるから参拝禁止にしていたのかも)、逆に、本殿と大炊殿は期間限定で公開しているというので、拝観料を払って見てみることに。本殿と隣接する三井神社は撮影禁止でしたが、ガイドさんが、神社の由来を説明しながらの解説だったので、非常に面白く見学しました。たまたま古事記をさらっと読みかえしたばかりだったので、ふーんとか、へぇー、とか思いながら。

大炊殿は撮影可能だったので、バシバシ撮る。

上の写真は、「水ごしらへ場」。ガイドさん曰く、「いわゆる、パワースポットというやつですな。手をかざすと温かさを感じる人もいるそうでして、特に若い女性が多くいらっしゃるようです」とのことでしたが、これって、伊勢神宮の「三ツ石」と同じだよね。

もちろん、手をかざしましたよ。こういうところに来て「そんなわけねーじゃん」というのは、ヤボですもの。温かさを感じたかというと微妙ですが、とにかく、「料理が上手になりますように」とお祈りしたので、どうぞよろしくお願いします、神様。

 

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大炊殿ってのは、要は台所でして、ご神事の際に供される神饌料理とか道具とかを展示、紹介しています。神饌料理って、思った以上に豪華で、多種多彩。下の写真は巨大な餅と夫。

 

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台所が、またすごいですね。でっかいまな板とおくどさん(下段写真中)。ものすごく単純な水道(外に伸びている竹筒から注ぎ入れて、中のタライに貯める)っぽいものもあって(下段写真右)、へぇーと思ったり。

 

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火の用心のお札が、ツボ。もし売られているのなら、買いたいなぁと思ってしまった。

 

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ひと通り見学してから、宝泉堂へ行く。本店に行ったら商品しか売っていなくて、あら、お茶は飲めないのかしら…と思ったら、喫茶は別の場所にあったのでした。せっかくだから足を延ばして茶寮宝泉まで行くことに。

行って良かったー。すごく素敵なお店でした。お庭がきれいで、静かで落ち着く。私たちの斜め後ろのテーブルに座った母娘連れが、「そうそう、こういう京都っぽいお店に入りたかったの!」ととても喜んでいる様子が、ほほえましく感じました。

夫はわらび餅、私は生菓子と冷抹茶。わらび餅、すごくおいしかったです。歯ごたえが素敵。

● 京都の和菓子/あずき処「宝泉堂」

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