失敗ターピン

2018-02-11 20.03.44

旅行に行く前に、解凍したまま使う当てのない豚肉が宙に浮いてしまって、慌てて肉みそに仕立てていたんだけど、今日はそれを使って簡単炒め物。玉ねぎとエリンギを一口大に切って一緒に炒めて、鶏ガラスープの素少々とお湯で軽く煮込み、片栗粉でゆるーくとろみをつける。

この肉みそは、甜麺醤やドウチではなく、奈良漬を細かく刻んだものとその味噌を使って作っているので、味わいはかなり和テイスト。なぜ奈良漬かというと、冷蔵庫にあったから…というのが大きいけど、『陳健一のうま辛でごはんがおいしい四川料理』に、奈良漬を刻んで炒め物に使うという料理があったのをなんとなく覚えていたから…というのもある(後で読み返したら、たくあんとかまぼこの炒め物という料理で、たくあんの代わりに奈良漬を使ってもアリという程度の注意書きだった)。ともあれ、奈良漬を刻んでドウチっぽく使うアイディアは案外悪くなく、この肉みそ自体はなかなか美味しくできた。

これを使った炒め物も悪くないと思うのだけど、予想外に夫の反応は悪かった。よく考えると、そもそも挽き肉料理があんまり好きではないのかも。ならば仕方ないか。

ごはんが切れていたのでピンを作ろうと思ったのだけど、何枚も焼くのが面倒なので、1回で済むターピン(ウーウェンさんの『北京の小麦粉料理』)にしようと思って作ったところ、豪快に失敗。きれいに層にならないのよ…、なんでだ。油が少ないのか。あとは、捏ねないほうがいいのかも(できるだけグルテンを出さずに整形してしまうのがいいのかもしれない)。急いでいるときほど、ピンを作ったほうが、失敗がなくていい…ということを学んだのでした。

あとは、トマトと卵のスープ。

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