魯肉飯

安売りの豚バラ肉塊で魯肉飯を作る。魯肉飯は『台湾かあさんの味とレシピ』で紹介されているレシピを参考にしてはいるのですが、段々自己流になってきた。

それでも、ふたつだけレシピを参考にしているポイントがあって、ひとつは砂糖は氷砂糖を使うこと。普通の砂糖だと、何となく味が決まらないのだ。もうひとつはフライドオニオンは絶対入れること。ただ、本に出ていた「かあさん」のフライドオニオンは、エシャロットを揚げた自家製だったのだけど(自家製のほうが断然おいしいらしい)、さすがに無理なので、中華街で買ってきたものを使っています。

自己流ポイントは、挽き肉じゃなくて、塊肉から自分で切り出して使うこと。あと、玉子は鶏卵じゃなくて、うずらの卵を使うこと。玉子がたくさん食べられる感じがして、気に入っているのだ。一緒に煮込むスパイスは、八角、クローブ、桂皮、陳皮。最後に、五香粉をふわっと。八角は絶対だけど、個人的には、陳皮も重要メンバー。初めて作ったときに何となく入れたらおいしかったので、以来、お守りのように絶対入れている。

時々、ネットや雑誌で他の人のレシピを見るのだけど、それと比べると、多分、うちの魯肉飯は、いわゆる「正解」と比べると、ちょっと甘めな気がする。せっかくだから「正解」も食べてみたいけど、一体どこに行けばいいのだろうか。

今日の豚バラ肉は脂の部分が多かったので、賽の目に切ると100%脂というキューブも出てきてしまってイマイチよろしくなかった(私は豚の脂は好きなのでそれもまたよしなのだけど、やはり食べ応えが少ないのはまずい)。こういう肉だったら、賽の目じゃなくて、普通に大ぶりに切ってもよかったのかも。そういうタイプの魯肉飯もあるようですし。まだこれからも試行錯誤していきたい。

野菜の補いに、ターサイの炒めもの。

お昼の魯肉飯を小盛りにしたので、ちょっと夕方間におやつ。近所のパン屋のハムマヨネーズパンに、オニザキのごませんべい。じみにうまい。

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