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魯肉飯

安売りの豚バラ肉塊で魯肉飯を作る。魯肉飯は『台湾かあさんの味とレシピ』で紹介されているレシピを参考にしてはいるのですが、段々自己流になってきた。

それでも、ふたつだけレシピを参考にしているポイントがあって、ひとつは砂糖は氷砂糖を使うこと。普通の砂糖だと、何となく味が決まらないのだ。もうひとつはフライドオニオンは絶対入れること。ただ、本に出ていた「かあさん」のフライドオニオンは、エシャロットを揚げた自家製だったのだけど(自家製のほうが断然おいしいらしい)、さすがに無理なので、中華街で買ってきたものを使っています。

自己流ポイントは、挽き肉じゃなくて、塊肉から自分で切り出して使うこと。あと、玉子は鶏卵じゃなくて、うずらの卵を使うこと。玉子がたくさん食べられる感じがして、気に入っているのだ。一緒に煮込むスパイスは、八角、クローブ、桂皮、陳皮。最後に、五香粉をふわっと。八角は絶対だけど、個人的には、陳皮も重要メンバー。初めて作ったときに何となく入れたらおいしかったので、以来、お守りのように絶対入れている。

時々、ネットや雑誌で他の人のレシピを見るのだけど、それと比べると、多分、うちの魯肉飯は、いわゆる「正解」と比べると、ちょっと甘めな気がする。せっかくだから「正解」も食べてみたいけど、一体どこに行けばいいのだろうか。

今日の豚バラ肉は脂の部分が多かったので、賽の目に切ると100%脂というキューブも出てきてしまってイマイチよろしくなかった(私は豚の脂は好きなのでそれもまたよしなのだけど、やはり食べ応えが少ないのはまずい)。こういう肉だったら、賽の目じゃなくて、普通に大ぶりに切ってもよかったのかも。そういうタイプの魯肉飯もあるようですし。まだこれからも試行錯誤していきたい。

野菜の補いに、ターサイの炒めもの。

お昼の魯肉飯を小盛りにしたので、ちょっと夕方間におやつ。近所のパン屋のハムマヨネーズパンに、オニザキのごませんべい。じみにうまい。

魯肉飯

2018-06-15 12.22.37

ちょっと小ぶりの豚肩ロースが赤札であったので、これ叩いて、ひき肉料理で使おうと思って買っていました。思いつくのは、餃子か麻婆か…だけど、なんとなく、今日はルーローハン。本屋で台湾のガイドブックとか目にしたからかなぁ。

参考にしたのは『台湾かあさんの味とレシピ』。いろんなおかあさんのお料理が紹介されていて楽しい本なんだけど、今回参考にしたのは、冒頭に登場している◎さんのレシピ。全部はまねできないので、エッセンスだけ。下記は、今回私が作ってみた手順。

豚肩ロース300グラムは粗く刻んで、よく炒め、酒を加えて水分が飛ぶまでしっかり炒めて臭みを取る。ざらめ大さじ2を加えて溶けるまでしっかり炒め、しょうゆ大さじ2を加えてなじませたら、揚げねぎをひとつかみ加えてから、ひたひたになるまで水を注ぎ、生姜ブロック、八角、桂皮を加えて、コトコト煮る。

砂糖は氷砂糖を使うレシピが多かったので、今回はざらめにしてみました。意外と、しょうゆの割合が高いのですが、ひょっとすると、台湾のしょうゆも少し甘いのかな? と思い、レシピよりも砂糖多め、しょうゆ控えめ、の塩梅で味付けしています。

作っている最中は、ちょっと味付け控えめだったかなー、と思っちゃうのですが、いったん置いてから味見すると、ちょっと薄いくらいがちょうどいいのよね。肩ロースなので、脂も少なくて、よりあっさり味。バラで作るのよりも好きかもしれない。今度は汁多めにして、厚揚げとか玉子も入れて煮込みたい。

汁物は、赤だしにトマト。試しに作ってみたんだけど、予想外においしかったし、夫にも好評。サニーレタスで、叙々苑サラダ。めんどくさがらず、ちゃんと手で揉んでなじませてから食べると、大変おいしい。

スペアリブのルーローハンふう煮込み

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台湾かあさんの味とレシピ』を見ながらルーローハンを作ろうと思って、肉屋に行ったら、お目当ての粗挽き豚挽き肉がない。たまたまスペアリブが安売りしていたので、まあいいか…と、これでルーローハン風の味つけで煮込んでいました。

ルーローハン風の味つけっていっても、実は、本物を知らないので、こんな感じかなぁ…という想像の世界。『台湾かあさん…』には、いくつかのルーローハンレシピがあるのですが(おうちごとにレシピが違うので)、共通しているのは、揚げ玉ねぎ(エシャロット)、氷砂糖を使っていることと、案外おしょうゆの量が少ない、ということ。あと、意外とお肉の量は少なくて、豆腐とかお揚げのようなものも入れているところが多かった。というか、純粋に肉だけで作っている家ってなかった気がする(あったかな)。でも、家庭料理だったら当然だよな…とも思います。

スペアリブはやわらかくなるまで下煮して一晩置き、浮いた脂を取り去って、ザラメ、焼酎、しょうゆ、スパイス(陳皮、桂皮、黒胡椒粒、丁子、ビッグカルダモン、八角)を加えてさらに煮る。途中で、ゆで玉子と厚揚げを加えて、軽く煮込み、もう一晩置く。

丼に、小松菜のナムルを添えて、一緒に盛りました。そもそも、私はスペアリブが結構好きなので、うんまあありかな…と思いましたがが、夫はイマイチだったようです。やっぱり三枚肉を刻んだ肉で作ってくれとのことでした。そうかー、やっぱり骨付きはダメかー。

開陽白菜

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ルーローハンでも作ろうかな…と『台湾かあさんの味とレシピ』をパラパラみていたら、「開陽白菜」が美味しそう…。本には「味のイメージは、具が干しえびだけの八宝菜。ナチュラルな味つけながら滋味深い」とあって、ああコレ作ろ…と。

作る方は至って簡単で、オリーブオイルでしょうがみじん切り、お湯で戻した干しえびを炒めたら、1.5~2センチ幅に切った白菜を加え混ぜ合わせ、油が馴染んだら少量の水を加えて蓋をして煮込む。全体がくったりしてから塩で味つけ。

たったこれだけなのに、美味しい。そろそろ白菜の美味しい季節だなぁ。

煮込んでいる間に、玉子ときくらげの豆板醤炒め。大分から送って貰ったきくらげをたっぷり使ってます(贅沢ー)。ごちそうさまです。