今年は思い切って、作るのとは別に伊勢丹でおせちを買ってみていました。毎年そこそこまじめに作っているので、売っているのと自分のとはどう違うのかなぁ…という好奇心で。
選んだ基準は自分が作るものと被っている料理が多いもので、量少なめなもの。で、価格的に手が届くもの。パンフレットを見るといろんなお店のものがありましたが、この3つの条件で絞ると、意外に選択肢は少なかったです。
その中で今年は「浜作」のおせちを注文してみた次第。以下、お品書きメモ。
- 柚子釜 烏賊雲丹合
- 鯖みそ漬やき
- 車海老つや煮
- 鯛あら焚き
- 数の子、蕪京煮
- 海老芋京煮
- 金時人参きんとん
- 栗きんとん、黒豆
- 蒲鉾、千代結び蒲鉾
- 出し巻き玉子
- 筍木の芽合、唐墨
- たたき牛蒡、鴨ロース
当たり前ですけど、いい材料使ってるなぁというのが最初の感想。どれもおいしかったです。
黒豆、きんとんは、蜜煮でつくっているのでしっかり甘かった。叩きごぼうは橙の絞り汁で酸味をつけているのか、うちとは全然違う味。鯖の味噌漬けも脂っこくなくておいしかったし、柚子釜って自宅の料理ではなかなかやる機会はありませんが、食材にほんのり柚子の香りが移っていい感じ。機会があればやってみよう。正直、ここまで贅沢していいのか少し悩みましたが、いろいろ勉強になりました。今年も何か注文してみようかなぁ。