おせち

f:id:NEKOTAten:20100101115633j:image

あけましておめでとうございます。

今年もおせちを作りました。2006年以来、毎年作っているのかな…と思いきや、改めてブログを読み返すと2007年は作っていないので今年で4回目の自作おせち。あまり変わり映えしないし、手際が悪い、盛り付けがへたなのは相変わらずなのですが、個人的には、今年のは例年よりも飛躍的にうまくなったなぁ…と言う気はしています。

今年は別個におせちを買ったので、少し品数を絞りましたが、その分、丁寧に作れたのでよかったのかな…と言う気もしています。以下は来年用のメモ。

    • こぶ巻き(ソフトにしん、たらこ、豚ロース薄切り。こぶ巻き用の真昆布を使用)
    • 八幡巻(牛肩ロースしゃぶしゃぶ用、牛肩ロースすき焼き用の2種類で作る)
    • 叩きごぼう
    • れんこんの炒め煮
    • ピリ辛ごまめ
    • 数の子
    • きんとん
    • 黒豆(土鍋に水5カップ、和三盆200g、しょうゆ大さじ1を煮たてたものに、洗った黒豆150gを一晩漬け混んだあと、7時間ストーブでゆっくり煮てから火から下ろし、一日おいて味を含ませる)
    • かまぼこ(鈴廣の古今)
    • 伊達巻(築地の珍味屋で買ってきたもの。名前忘れた)
    • 煮しめ(海老芋、八つ頭、大根、金時人参、干ししいたけ、ごぼう)
    • 赤飯
    • お雑煮(丸餅を焼いたもの、菜花、鴨ローススライス、喜久屋の菊水花玉子)
    • お刺身(鯛、平目、鰤)

八幡巻、叩きごぼう、れんこん、ごまめ、数の子、お雑煮の鴨ロースは、有元葉子さんのレシピで作ったもの。黒豆は土井義晴さんの作り方をベースに分量は適当に。お赤飯は「和食宝典」の後藤紘一良さんの作り方でやってみました。

今年の最大のヒットはごまを使った料理でしょうか。

京都に行ったときにむら田商店のいりごまを買ってきていたのですが、いや、まぁ、ここのごま、びっくりするほどおいしいんです。普段使っているごまって、いったいなんなんや…っていうくらい。だもので、ごまめと叩きごぼうは、自分で言うのもなんですが、絶品だと思いました。って、ごま(と有元さんのレシピ)のおかげなんですが。

夫が大絶賛だったのは黒豆でした。

去年も土井勝方式で作っているのですが、去年よりはるかにうまくできた理由は、土鍋&ストーブで長時間煮たことと、煮上がった後、1日しっかり寝かせたことなのかな…と。和三盆で薄味に仕上げたのも要因かもしれません。重曹も鉄も入れ忘れたのですが、柔らかく、真っ黒つやつやに仕上がって、作った本人も驚きの出来でした。いやはや。

あと、今年使った食材の中で一番高級品なのは、かまぼこだと思います。

実を言うと、私、あんまり練り物って好きじゃないんです。なので、今年は思い切ってものすっごい高級品を買ってみたのですが、結果的には、毎年買っているものとの違いがよくわからなかったです。いや、まぁ、おいしいのですが、値段からくる期待値を考えると、よくわからない…ってのが正直なところ。ただ、おかげで、毎年、どの価格帯のかまぼこを買えばいいのか悩んでいたのですが、その悩みは解消されました。来年は2000円台の赤いかまぼこをひとつ買うことにします。

あともうひとつ、私は肉の良し悪しがよくわからないのですが、毎年正月だけは、八幡巻用にグラム1000円のすき焼き用の牛肉を買って作っていました。が、これまた1000円もするありがたみがよくわからず…だったので、今年は1200円のしゃぶしゃぶ用と銘打たれているものを買ってみました。ええ、もう、ホントにおいしかったです。が、ショックだったのは、築地でためしに買ってみた、グラム680円のすき焼き用の肉と、おいしさが変わらなかったことです。なんなんでしょうか、肉は築地で買えってことなんでしょうか…。

来年の課題は、こぶ巻きをうまく巻くこと、お刺身をもう少し上手に切り分けること、でしょうか。来年も頑張ろうと思いました。

有元家のおせち25品

有元家のおせち25品

四季をおいしく食べる 和のおかず

四季をおいしく食べる 和のおかず

NHK きょうの料理 2009年 12月号 [雑誌]

NHK きょうの料理 2009年 12月号 [雑誌]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。