炒り鶏

炒り鶏 by nekotano

いい感じで材料がそろっていたので、炒り鶏を作る。実は、炒り鶏って、作ったことがないので、『昔ながらのおかずをちゃんと作るコツ』にあった、浜内千波さんのレシピを見ながら忠実に作ってみる。

炒り鶏って、筑前煮のことかと思ってたんですが、浜内さんによると違うようでして、前者はちゃんと炒りつけて作るのに対して、後者はコトコト煮て作るんだそう。煮汁を外にまとわせるか、中まで染み込ませるかの違いになりますが、その辺を踏まえて作り分ければいいということでしょうかね。

炒り鶏の場合、味付けは一気に行うので、それまでの下準備が、筑前煮と比べると結構面倒。根菜(ごぼう、れんこん、にんじん)は下煮してから、鶏肉と一緒に炒め、いちどざるにあけて熱湯を回しかけて油抜き。鍋に煮汁をはってまずは鶏肉を炒め、いい感じで絡んだら一度取り出して(固くなるから)、干ししいたけと一緒に根菜類を炒りつける。煮汁が蒸発しきる直前に鶏肉を戻して、テリが出るまでしっかり炒める。

わたしはテリを出す作業ってのがすごく苦手でして(ビビりなので)、どこまで炒めるの、どこまで…と思いながら炒りつけましたが、結果的にはもう一押ししてもよかった気がする。焦がすのが怖いんで、強火調理ってほんと苦手。ただ、一度油抜きをしているせいか、さっぱり仕上がって、すごくおいしかった。

あとは、小松菜のおろし添え。有元葉子さんの食べたかの真似。この食べ方結構好き。

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