薄力粉の袋を開けたばっかりだから、花巻を作ることにする。なんとなく、あけたての粉で作った方が上手にできるような気がするから。

ちょっと水分が多かったせいか、だらしない形になってしまったけど、見た目以外はまぁまぁかな。ただ、いつもごま油塗って、塩、花椒の粉を振ってから巻くんですけど、今日は粗塩を使ってみたところ、塩味が強く出て夫は浮かない顔。塩のせいで花巻の繊細な風味が台無しです、と。

おかげで、夫は5個しか食べなかったので（普段は8個作って6個食べる）、私は普段より1個多く食べれた次第。今度はプレーンで作るよ。

奥のおかずは、セロリとエリンギとえびの炒め物。セロリ、今、とても安いのでたっぷり使ってます。

セロリの軸だけ切り分け、ピーラーで筋をそいでから大ぶりの乱切りに、エリンギも食べやすい大きさに切っておく。えび（中サイズのブラックタイガー）は、殻と尾を取り、背中に切れ目を入れて背ワタを取り、卵の白身、塩でよくもんだ後、片栗粉を加えて軽く揉み、最後にごま油を少々。先にフライパンで両面をしっかり焼いておく。

中華鍋にごま油、にんにく、しょうがのみじん切りを入れて香りが出るまで炒めたら、セロリを入れて八分ほど火を通し、エリンギを投入。エリンギがくったりしてきたら、紹興酒大さじ1、100ccの湯で鶏がらスープの素小さじ1を溶いたものを注ぎ、塩少々で味を調える。スープがわいたらえびを加えて、強火のまま軽く煮込む。弱火に落として水溶き片栗粉を回し入れ、とろみが出たらオシマイ。

えびもエリンギもおいしいが、セロリがことのほかおいしい。ちょろっと米酢をかけて食べてもグー。花巻は若干失敗したが、おかずはばっちりだったようで、ほっと一安心。