おにぎり

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新橋演舞場で催されている六月大歌舞伎の昼の回を観に行っていました。

この日の演目は、「頼朝の死」「梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)」「連獅子」の三本。

「頼朝の死」は、源頼家が染五郎、政子が時蔵、畠山重保が愛之助、小周防が孝太郎、大江広元が歌昇という配役。昨年の錦秋十月大歌舞伎で初めて見たんだけど(源頼家が梅玉、政子が魁春、畠山重保が錦之助、小周防が孝太郎、大江広元が左団次)、今回のキャストのほうが私は好きだな。二度目ともあって、話の筋もすんなり頭に入り真山本特有の理屈っぽさも納得しながらの観劇。ただ、個人的には、話の筋は多少破綻していても、もう少し破壊力がある話(どういうの? と言われるとうまく言えないんですけど)のほうが好みでござんす。真山氏の本の真意を理解するには、私がもう少し年を取る必要がありそうです。

「梶原平三誉石切」は初めて見ましたが、面白かった。吉右衛門丈がのびのび演っているって印象で、話の筋の明瞭さと相まって、観てて気持ちの良い舞台。

「連獅子」は、仁左衛門丈とそのお孫さんである千之助丈(11歳)の親獅子、小獅子。 鷹之資丈の三番叟を観た時も思ったけど、やっぱり歌舞伎のおうちのお子さんってのはなんだかすごいなぁ…と。いや、なんかすごいものを拝見させていただきましたという感想しか出てこない。

今日はたまたま友人もこの日に観劇ということで、幕間にロビーで落ち合ってよもやま話。私は例によって三階席ですが、友人は一階席でなおかつ花道脇という絶好の場所で観ているとのことだったので、ちょいと座らせてもらいましたが、いい席だねぇ(この時、初めて友人の旦那さんに会った気がするのだけど、何度も写真を見てるから初めてお会いした気がせず、「ども」しか言えなくて、いい大人なのに…と後で反省しました。大学生の時の友人なので、彼女に会うと気分は大学生になってしまうのです。言い訳だけど)。

そういや、ロビーで友人とアイスを食べていたら、賀来千香子さんをお見かけしました。テレビで拝見する限りは「ふーん」って感じですが、実際にお見かけするとさすが女優さん、頭が小さい! 腰の位置が高い! そしてお美しい! と、やはり違う人種であるなぁと思わされました。

本日のお弁当は、ゆで塩豚とその煮汁を使ってもち米を炊き、それをおにぎりにしたもの。腐敗しやすい素材なので、梅干しをちぎってまんべんなく塗り付けておりますが、味的にも合っていて結果オーライといったところ。

高山なおみさんのジューシー(沖縄風炊き込みご飯)のレシピを参考に作っているのですが、米をもち米に切り替え、土鍋で炊いているのですが、予想以上にうまくできたので、下記に作り方をメモっとく。

もち米2合は軽くといでから一晩水につけ、30分ほどざるに明けて水けをきっておく。土鍋に、もち米、一口大に切ったゆで塩豚(200グラム分)、いちょう切りにしたにんじん(1/2本分)を入れ、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、日本酒大さじ1、ゆで塩豚のゆで汁で合計280ccになるようにはかって入れ、通常の火加減で炊く(私の場合、強火8分、弱火8分、蒸らし8分)。炊き上がったら、一口大に切った昆布(塩豚をゆでる際に一緒に入れたもの)を加えて、さらに数分蒸らす。

土鍋でももち米が炊けるんだ…ってのが発見でした。これからは、もう少し気軽におこわも作れそうだな。

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