レバニラ

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友人と別れて、私は東劇のシネマ歌舞伎で「女殺油地獄」を観る。12日までなんでね、もう観ないといけんのよ。

これは2009年6月のさよなら公演で上演された、仁左衛門の一世一代の舞台。さすが一世一代の舞台らしく、お吉に孝太郎、お光に千之助、小菊/おさわに秀太郎、徳兵衛に歌六と、脇も素敵。

私は、おさわと徳兵衛が豊嶋屋の店先でごちゃごちゃやるシーンが好きなのですが、やっぱりすごくよかった。んでもって、仁左様は鼻血が出そうなほどかっこよく、最後に殺意が目に宿るシーンはものすごく気持ち悪くてまたそれがよい。2月に見た染五郎丈の与兵衛もよかったが、この殺意のシーンの気持ち悪さは仁左様のほうがはるかに気持ち悪くて、インパクトも強かったように思う。

この日は、夫が夜まで外出するので、夜も外で済ます予定だったのだけど、なんとなく気がそがれてしまい、三越の地下でおいしそうな鶏レバーを買ったので、レバニラ作って一人晩酌といきますか…と、保冷剤を山ほど詰めて貰って帰宅。

帰宅途中に夫に「名古屋コーチンのレバー買ったから、レバニラ作っちゃうぜー」と自慢メールしたら、「俺も食う」と返信してきたので、あわてて帰宅してちゃちゃちゃとレバニラ。

これがびっくりするほどおいしかったんですが、なによりおどろいたのは、レバーが好きでない夫が「ものすごくおいしいっ」と言って食べていたこと。うーむ、さすが名古屋コーチン。牛肉よりはるかに安いし栄養価も高いのだから、せっせと食べよう…と思いました。

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