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にしんなす

にしんなす by nekotano

実家からにしんが届いたので、以前に送ってもらったにしんを食べてしまおうと、にしんなすを作る。

以前レシピ通り作ったぶり大根が美味しかったので、今回も『日本のおかず』を見ながら、レシピ通りに作る。普通は、にしんは茶振りして使うことが多いと思いますが、焼いて脂を落とします。ちょっとした香ばしさが加わって、おかずっぽい仕上がりになります。

本にある通り、確かに「少し甘め」の味わい。でも、にしんは、辛く煮付けるよりも甘いほうが合っている気がします。しみじみおいしい。

青菜が食べたい気分だったので、ほうれん草の胡麻よごし。にしんなすがしっかり甘辛味なので、胡麻衣には味は付けず、食べるときにほんの気持ちだけ薄口しょうゆをたらり。みそ汁の具は、玉ねぎ。

夫が、「昨日(の飲み会で)、銀杏頼み損ねたわ―」と言っていたので、レンジでチンして出す。でも、何だか、今日のはちょっとイマイチでした。

ぶり大根

ぶり大根 by nekotano

先日かきを買ったときに、かきを洗う用に大根を買い、残った大根と一緒に炊こうと思ってぶりのアラも買っていました。

ぶり大根って実家にいたときは食べたことがなかったので(出たかもしれないけど覚えてない)、正直に言うと、そんなにありがたみを感じない料理だったりします。というか、ぶり自体、食べた回数が少なくて、あまり食べ付けない魚だったりします。

それでも、年に数回は作ろうと思うのは、嫌いじゃないからというのもありますし、ブリ大根くらい作れないと、どこかで恥をかくかもしれん…という意識があるからです。ひとり暮らしをするようになって、ちょこちょこ料理本を買うようになって初めて気づいたのですが、ぶり大根って、そんな有名(定番)な料理やったんか、と。あれは、密かに驚きましたねぇ。

なので、作るときは必ず、手持ちの本かネットで作り方を確認してから作りますが、今日参考にしたのは『日本のおかず』。久し振りに読み返しましたが、以前よりも面白く読めたのは、私も少し年を取ったと言う事なのでしょうか。

日本料理の巨匠、西健一郎さんのお惣菜の本。昭和12年生まれの西さんが子供の頃に食べていた思い出の味だそうで、紹介されているのは、ごく普通の家庭料理ばかりです。とはいっても、料理人のレシピってのは、いろいろ細々と指示が多いものが多いのですが、この本のレシピは、どの料理も、ものすごく手数が少ないことに驚かされます。必要以上に手をかけない(だけど、美味しい)というのも、日常の食事には必要なことなのかもしれません。

折角なので、言われた通りに作ってみましたが、美味しかったですねぇ…。酒も、しょうがも使っておりませんし、調味料も砂糖(25グラム)としょうゆ(50cc)だけ。色は結構しっかりついていますが、味は全然濃くなかったです。夫は、大根を一口食べて涙目でしたけどね。

夫はキムチでご飯を食べ、私は、ぶり大根と、小さなおかずたち(ずいきと揚げの煮物、卯の花、かき菜のオイル煮)で、日本酒を少し飲む。

竹の子ごはん

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一昨日に大量のひじき煮を仕込んでいたので、朝昼とも、ご飯にのせてひじき丼にし、かっこみごはんでおしまい。

夜はさすがに晩御飯を作ろうと、『日本のおかず』を見ながら、出しを取って竹の子御飯を炊き、合間にひじき煮をたっぷり入れた卵焼き。ごはんはちょっと薄味にまとめすぎたかな。毎年思うのですが、竹の子御飯って、竹の子はどう切れば一番いいのかな、といつも迷います。