カテゴリー別アーカイブ: 店屋物
プチモンド
コンビニ飯
なんとか帰宅できました。選択肢がほとんどなく、ワンピース弁当とカップみそ汁(しじみ)。
食べ終わってホッとしましたが、自宅でテレビを見て、ホントのホントに大変な事が起きたのだとようやくきちんと知ることができました。
仙台には親しくしている人が数名いて、まだ誰とも連絡が取れない状況です。大した経験ではありませんが、帰宅困難者になってみていろいろ思うこともありましたが、そう言ったことも踏まえて自分ができることをしなければと改めて思いました。
(追記)
改めて思い返すと、欲しかったのは、欲しい順番に「情報1(自分にピンポイントに必要なもの)」「情報2(自分のいる状況がどのレベルのものなのかを知るための概要)」「防寒具」「トイレ」「水分」「食べ物」でした。
寒くて、自分の体力と携帯の電池を逆算する状態で、なおかつ先の見通しが立たない状況だと、逐一動くたびに小さい決断の分岐点に立たされるのですが、この状況って思った以上にしんどかったです(普段てきぱきと物事を決めながら過ごすという暮らしをしていないので余計に)。
とにかく、一にも二にも欲しかったのは情報ですが、大量の情報の中から自分に必要なものを探す、なおかつその情報の真偽を見極める、の繰り返しは結構精神的な負担感が大きかったように思います。情報を出す側と、受け取る側の状況は違うということを認識しながら出すというのは、大事かと。なので情報を出す側は、ソースを明確にする、ソースの発信時刻を明記、手短に、の3点は大事だなぁと思いました。
あとですね、トイレが思った以上に深刻でした。たまたま公共施設にいたのであちこちトイレはありましたけど、どこも長蛇の列(特に女性は)。並ぶのもしんどいので水分は控えてましたが、なんか緊張状態にあるとトイレが近くなるんですね。水分は50ccくらいしか摂ってないはずですが、この12時間の間に3回行きましたもん。
とりあえず、持ってて良かったなぁと思うもの、ことを列挙。今後も、こういうものはちゃんと持ちあるこうと思いました。
- 携帯の電池が満タンだった(携帯がある安心感ってのは何物にも代えがたい。アクセス必須な情報先はまとめてブックマークしておいた方がよいと実感しました)
- たまたま現金をそこそこ持っていた(特に大金が必要な状況ではなかったが、あると安心度が違う)
- 飴、ガム(特に飴はなんかあって嬉しかった。これからはチョコも持ち歩く)
- ペットボトルのお茶(自動販売機などは売り切れ続出)
- 地図帳(普段から旺文社の「東京 都市図(文庫版)」を持ち歩いていましたが、今回は一番威力を発揮。ほんとにこれながなかったら無駄に歩いてたと思う)
- 新聞、雑誌(暇つぶしに最適なうえ、新聞は床に敷いたり身体に巻いたりできる。意外とあったかい)
- タオル、マスク(色々使える)
- 歩きやすい靴だった(ちょっと気取った靴を履いてたら、ここまで歩けなかった)
- たまたま温かい恰好をしていた(ハイネックのニット、ヒートテックのタイツ、レッグウォーマーなど。寒いと判断力が鈍る)
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コンビニ
昨日はしっかり歩いたので夜型も解消できるか…と思ったら甘かった。どんどんひどくなるやん…。
ミヤネ屋が始まるような時間に目が覚めて、仕方なくコンビニごはん。
「紅鮭と大粒いくら」「ツナマヨ」のおにぎり。どっちもカロリー高そうに見えますけど、実は、棚にあったおにぎりの中では低カロリーな部類だったりして(前者は181キロカロリー、後者は195キロカロリー)。あとは、カップみそ汁(めかぶ)もプラス。
チキンラーメン
菓子パン
ケンタッキー
弁松総本店
観劇後、銀座三越ををぶらぶら(おもにチョコレート売り場)。で、晩御飯はラクをして、弁松総本店の弁当で済ませてしまう。
買ったのは、赤詰と並六。お店の人に、「白詰、赤詰と並六って、何が違うんですか?」と聞いたら、白詰、赤詰は卵焼きの大きさが半分で豆きんとんがない、ところが大きな違いだそう。「ごはん、おかずとも、量はほとんどおなじなので、きんとんが嫌いな人は白詰(赤詰)、好きな人は並六を買えばいいですよ」と言われました。なるほど、デザート付か、そうでないか、と考えればいいのか。
全体的に味濃い系とは聞いていましたが、確かにそう。しっかり甘辛、しっかりしょうゆ味。でも、それが無性においしかったです。特に気に入ったのは、卵焼きとしょうがの辛煮。量もちょうど良かったです。でも、こういうのをおいしいと思うってことは、やっぱ年取ったのかなぁ…とも、少し思ったり。
ドミノピザ
権米衛
新橋演舞場で行われている「壽 初春大歌舞伎」の昼の部に行って来ました。
今日の演目は「御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう) 加賀国安宅の関の場」「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん) 三笠山御殿」「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)」の3本。
「御摂勧進帳」「寿曽我対面」ともに、お正月にふさわしい演目ですごく楽しかったんですが、一番印象深かったのは「妹背山」。舞台は大化の改新前後。ざっくりまとめると、蘇我入鹿(悪者)VS藤原鎌足・藤原淡海(またの名を求女)(主役)の争いを軸に、求女さんの恋模様などが絡んで…云々って感じで、非常にスケールの大きな話。
今回観た「三笠山御殿」(全5段構成の5段目の前半に相当)は、その求女さんに恋焦がれるお三輪ちゃんという女の子を中心にした話でして、裏切られるわ、いじめられるわ、挙句の果てにものすごい理由で殺されちゃうわ(しかし、殺された本人は好きな男のために死ぬのであれば幸せですと言って死んでゆく)…と、現代人からすれば絶句するような話でございました。やっぱり見どころは、福助丈扮するお三輪ちゃんになりますが、”疑着の相”(男に執着し、嫉妬に狂った顔)が現れるシーンはなかなか怖かったよ。
今日はお弁当を作る余裕がなかったので、府中駅構内の「おむすび権米衛」でおにぎり2個(和風ツナ、玄米梅ひじき)買ってお昼ご飯に。程よくお腹一杯。