月別アーカイブ: 2016年3月

大分旅行4日目

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ホテルの朝ごはん。上は私、下は夫。中津らしく、朝からから揚げがあるのが特徴なのですが、どこかの体育会系が団体で宿泊していたようで、大行列&から揚げがカラ。落ち着くまでしばらく待つ羽目に。隣の席の年配のご夫婦の旦那さんが、結構なオレサマ系で、この世の中にまだこんなオレサマが存在しているのかと驚く。

宇佐神宮
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富貴寺
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お昼は、富貴寺近くの食堂でだんご汁定食。どれも美味しくて、ことに、だんご汁がしみじみと美味しかった。

熊野磨崖仏
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両子寺
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大分最後の食事は、大分空港内にあるお寿司屋さん「宙(そら)」。関あじ、関さばは当然頼むとして…ですが、それ以外も美味しそうな物ばかりで目移りして決められん…のでひとり8カンでお任せに。関あじ、関さばは勿論のこと、さよりやウニも入っているのが嬉しかった。どれも美味しい。でも、関あじ、関さばは、ほんとに美味しい。青背の魚が嫌いな夫ですら、美味しいなーと言わせてしまうのだから、エライなー。

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調子に乗っておかわり。しみじみと美味しい。鰺か鯖かと言われれば、どちらかと言えば鯖の方が好きだと思うのですが、しかし、関あじ、関さばに関してはどちらの方が好きとは言えないなぁ。
関あじ、関さばのほか、あなごと玉子。江戸前を食べ慣れている身からすると、すごくあっさり味でした。

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食後に、向かいにある「ビュースカイレストラン」で空を見ながらコーヒー。ごちそうさま。また行くね。

大分旅行3日目

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朝ごはんは、ホテルのお食事処で。小鉢のセット+汁物(この日はだご汁だった)がデンとあって、ご飯とサラダと玉子が食べ放題という不思議なシステム。
他のテーブルの宿泊客で温泉玉子を食べている人を見かけたので、ああ、わたしも…と思って、ひとつ取ったら生玉子で、いや、違う籠の玉子を取ってしまったのかな…と再度取りに行ったら、また生玉子だった…を2回繰り返し、朝から生玉子を3個も飲み込む羽目に。玉子好きだけど、さすがに、この年で生玉子3つも食べるのはちょっときつかった。生玉子って、消化によくないのよね。しかし、あの人の温泉玉子は、いったいどこから取ってきたのか。

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実は、今回の大分行きは、旅行じゃなくて、夫の祖父の四十九日に出席するためでした(曾祖父? の五十回忌も同時に行った)。

私は、旅行前に、夫に結構シツコク、「礼服を用意しなくていいのか」「手土産を用意しなくていいのか」と何度も聞いたのですが、その都度「いらんいらん」とあっさり返事するので真に受けて、その通りにしたら、平服手ぶらだったのはうちだけでした(一応、黒い服は着ていきましたが)。後日、その話を職場の年下の先輩(未婚)に話したら、「そんな状況、私には耐えられません・・・」と悲しそうに同情されました。でも、法事の場で所在なかったとかそういうことはありません。皆さん、温かく接していただいてありがとうございます。センパイ、大丈夫です、気が利かなくても結婚出来ます。

祖父の自宅でお経をあげていただいたあと、マイクロバスで出席者一同移動し、精進落とし(?)のお食事会。半分位知らない人だったが、皆、優しくていい人だった。夫の弟の娘さん、息子さん、夫の従妹の娘さんたちがお食事をするのを見ながら、私も黙々と食べる。子供がご飯食べるところって、なんか、見てて、おもしろい。親からすれば、そんな悠長なことを言っている場合じゃないのでしょうが…。

写真は、最初に出てきたお刺身。妙に美味しかった。この後、どんすかどんすかと料理たちやってきて、全部平らげていくのがなかなか大変でした。最後の白米を夫に食べて貰って、何とかフィニッシュ。ごちそうさま。

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晩ご飯は、義父母、夫の弟の奥さんと娘さん、息子さん(夫から見れば、姪と甥ですが、私から見るとなんと呼称すべきなのか)と一緒に丸清。それぞれ好きな物を頼んで食べよう…ということだったので、私は刺身盛り合わせと、ベタのから揚げ。皆はお食事なのに、私だけがあからさまに酒のつまみでスミマセン…。
ベタとは舌平目のことなのですが、この辺ではごく一般的な魚だそうです。うちの近所の魚屋にもいますが、こんなに、大きくて厚みのあるのは見たことがありません(地元ではこのくらいが普通のサイズだそうです)。あっさりしていながらうまみがあって美味しい魚です。他にこの辺で一般的な魚のひとつに太刀魚がありますが、なるほど、夫の白身好きも納得だなと思います。
夫の姪は熱烈に海苔好きなのは知っていましたが、少し大きくなった今では、海苔の他に、蕎麦とわかめが加わった様子で、天ざるを召し上がっていました。確か6歳か7歳だった…と思うのですが、器用に蕎麦を手繰って、最後にそばつゆを飲んで「ハァー」と満足の溜息をつくところを見ると、んー渋い…と感心させられます。私はこれくらいのころ、いったい何が好物だったっけな…。

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ホテルに戻って、ブラタモリ見ながら、いいちこのお湯割りとチータラ。夫はアルフォート。

大分旅行2日目

朝ごはんは、小堀遠州作というお庭が見える広間でいただきました。
この日の宿泊者は私たちだけ…ということで、大きな部屋にぽつんと私たちだけ。なかなかシュールです。なんでも、この日に大宴会が入ったそうで、必要以上の宿泊は断っていたんだそうです。うちだけは、早くから予約していたので、対応していただいた…というわけで。地方の老舗に行くときは、人事異動の季節は注意だな…と、ひとつ勉強になりました。

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臼杵から大分への移動は、ローカルバスを使いました。結果的には、電車のほうが若干だが早かったのでは…といった感じでしたが、地元の雰囲気が分かってよかった気もします。というか、乗ってくる人の9割が、足の悪い高齢女性だったことに驚く。というか、年を取ると足が弱くなるという相関を見事に見せつけられて、いろいろ考えさせられた。

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大分駅前は再開発の真っ最中でして、駅ビルが出来て、県立美術館が新しくなって、パルコがなくなって今病院を建てています。駅前のロータリーも整備されたそうで、大友宗麟の象も移動された模様。今立つ場所は、夫の記憶とは違う場所なんだそうです。ところで、大友公は駅の方を向いていますが、ほんとは、街の方を向いた方がいいんじゃなかろうか…と思うのですが、いかがでしょう。

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まずは、今日宿泊するホテルに荷物だけ先に預けに行ったのですが、ロビーを見て大興奮。さすが、JR九州グループのホテルらしく、あの「ななつ星」の意匠がそこかしこに。一生縁がないと思っていたので、雰囲気だけでもほんの少し味わえて大喜び。

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春光園で貰ってきた臼杵煎餅(曲)。あれ、記憶の中の味より美味しい。

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地鶏入りごぼ天うどん。

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オーパムの中のカフェでひとやすみ。

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チェックインして、トキワの地下で買ってきたボンディアを食べる。これは美味しい。

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風呂から上がって、また街歩き。「ホテルスタッフおすすめ」という可愛い手書きイラストのチラシに紹介されていた、洋食屋さんでとり天定食。

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五番街商店街をぶらっと歩いて、目についたカフェでコーヒーとチーズケーキ。

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ホテルに戻って、もう一回お風呂に入ってから、トキワで買ってきた道の駅のプリン。いかにも手作りの固いプリンで美味しい。

大分旅行1日目〈2〉

宿にチェックイン後、少し時間が合ったので、やはりここは臼杵の石仏を見ておくべきだろう…ということでバスに乗っていく。観光シーズンでもない平日なので石仏行きのバスはガラガラでしたが、何故かフランスからとおぼしき家族連れがいて驚く。渋い旅行先だなぁ。

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この日の宿は、春光園。稲葉藩家老、稲川氏の屋敷跡に立つ料亭旅館です。
入り口から何とも趣ある雰囲気の建物なのですが、なぜか、写真を撮り忘れる。翌日は雨が降ったので写真どころではなく、全くもって、どうしてチェックイン時にちゃんと写真を撮っておかなかったのか、と今さらながらに悔やまれます。今回は、調子に乗って普段あまり使いつけないミラーレス一眼を持って行ったのですが、やはり旅には、手慣れたコンデジを使うのが一番だな…とつくづく思い知った次第です(代わりに、宿の入り口に置いてあった可愛いふぐ人形を)。

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版ご飯のために、しっかり歩き、おやつを食べず、荷物もきれいにまとめ、お風呂にも入って準備万端。食事処に通されて、お料理が来るのを待ちます。色んな部屋があるそうですが、今回私たちが通されたのは、元茶室というこぢんまりとした部屋でした。いい雰囲気(なのに、部屋の写真を撮るのを忘れた。迂闊)。

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お通し。これだけで楽しめそうなラインナップ。仲居さんはひれ酒を推奨していたが、最初からお燗という気にもなれず、一の井という地元のお酒を貰う。九州のお酒なのにあまり甘くなく、飲みやすくて美味しい。

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てっさ。

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オプションで付けていただきました、焼き白子。美味しすぎる。

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から揚げ。

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鍋…のあとの、雑炊。明らかにキャパオーバーでしたが、全部食べました。

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デザートはいちご。

大分旅行1日目〈1〉

3月の連休を利用して大分に行っていました。ようやく写真整理が終わったので、まずは簡単な添え書きを入れながらアップしていきます(更新日4月27日)。

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早朝の高速バスで羽田空港に着き、軽く腹ごしらえ。ネタとして買ってみた、やまやの「うまかサンド」が思いの外、美味しかったことに驚く。夫がチョイスした鶏カツサンドはごく普通に美味しかった。

珍しく最初から最後まで快晴だったので、ずっと地上を見下ろしながらのフライト。どこもかしこもゴルフ場が多くて驚く。こんもり茂った山並みに突如10円ハゲ発生と言った趣。

珍しく手荷物を預けたので、ターンテーブルで待っていると、大分空港名物の回る寿司(のオブジェ)が。
カメラに納めたかったのですが、思ったよりも速くて難しかった。実は、色んな寿司があると期待していたのですが、エビと玉子しかないんですね(残念)。

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大分空港からバスで臼杵へ。少し時間があったので臼杵の街を少し歩く。

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街歩きで時間をつぶしてから、本日のお目当てのひとつ、清月庵へ。
今はなき旅行雑誌『旅』の最終刊で九州特集がなされたのですが、その時に紹介されていたのが印象深く、機会があれば、いつか行ってみたいな…と思っていたのです。

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こういうお部屋でいただきました。とても落ち着く雰囲気で、地元の奥様でいっぱいでしたよ。

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窓に面したテーブル席もあります。

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お箸袋に書かれた「食事五観文」を読みながら、お料理が来るのを待つ。ここはお寺さんがやっている精進料理のお店なのです。

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スターター代わりに、お茶とカボスジャム。勿論自家製。

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重箱に入った小鉢たち。

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一番のお楽しみだった胡麻豆腐。ものすごく美味しい!!

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お刺身風。

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炊き合わせ。このあたりまでは、サクサク出てきます。もうすでに、結構お腹一杯。

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ロールキャベツ風。キャベツのすり流し。

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揚げ麩の蕗味噌がけ。

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桜餅風。

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口直しに、いちごとりんごのコンポート。

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ご飯とお味噌汁。勿論、麦味噌。麩の佃煮が美味。お土産に売っていたら絶対買ってた。

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実は、デザートが選べたのですが、目が回るほどお腹一杯だったので、コーヒーだけで。この段階でカメラの設定の直し方が分かったので、この写真だけ私のカメラで撮影しているのですが、この旅行中、一二を争う写りの良さで驚く。

夜は夜で、大変美味しい物を頂きました。臼杵といえば…のアレです。ということで、以下続きます。