松島屋

松島屋 by nekotano

伊勢丹の地下に行くと、つい、「名匠銘菓」コーナーをぶらっとのぞくことが多いのですが(大抵、夫の好物の瑠異沙を買うために寄る)、ふと日替わり入荷品の紙を見ていたら、今日は松島屋の豆大福が入荷する日のようでした。どうやら、府中伊勢丹には、毎週火曜日に入荷するようなのですが、松島屋って、あの、泉岳寺にある松島屋?

姜尚美さんの『あんこの本』での力のこもったテキストを読んで以来、一度は行ってみたや…と思っていましたが、しかし、午前中に泉岳寺まで行って並ぶのは辛い…と思って二の足を踏んで早数年。もし、それが、あの松島屋のだったら、すごく嬉しいなーと思いつつ、お店の人に聞くと「まだ入荷してないの、11時くらいには来るんじゃないのかしら…」(その時10時20分ごろだった)とのことだったので、迷わず家に帰らず待つと決め、時間を潰しつつ10時55分ごろに行ったら、先ほどの店員さんが「ありますよー」とにっこり。その時残っていたのは8個にもかかわらず、図々しくも4つ買って、そそくさと帰宅。

やっぱりこの豆大福、松島屋のでした。

随分小さいのね…と思いながら食べてみると、うーん、美味しい! 豆は多めですが、石ざかのを食べ慣れた身からすると、そう驚くほどではない。けれども一般的なものと比べると多いことに違いはなく、でも、あんこと餅とのバランスが絶妙で品のある一体感。そして何より、あんこが美味しい。小ぶりなところが逆に、おもたせにもちょうどいいとおもいます。

しかし、こんな近所で、東京三大豆大福(っていうか、最近、豆大福ってファッションフード的存在ですよね。なんでだろ)のひとつが買えるとはなぁ。百貨店って、ホント、ありがたいものです。

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