やたら

やたら by nekotano

わたしのとっておきサラダ』に、「長野のやたら」というレシピがあって(飛田和緒さんレシピ)、本を開くたびにいつも目に留まりつつも、「ふーん」で終わっていたのですが、なぜか今日は「よし、作ってみよう」という気分になったのでした。暑いからですよね…。

本では、きゅうり(刻んで塩揉み)、なす(刻んで塩揉み)、えのきだけ(茹でる)、オクラ(茹でる)、ししとうがらし、みょうが、きゅうりの味噌漬け(もしくは、奈良漬け、たくあん漬け、しその実の塩漬けでもよい)を、大きさをそろえて刻み、混ぜる…とありまして、山形の郷土料理「だし」と似ていますが、どうなんでしょう。

で、作ってみようと、重い腰を上げた割に適当でして、今回は、なす、きゅうり、しょうが、青じそだけで、これらを刻んで塩ひとつまみ。出てきた水分は絞らずに、だいぶ昔に仕込んでいた青唐味噌を小さじ1/4ほど加えてよく混ぜました。この青唐味噌がいい仕事しまして、素晴らしいアクセントに。

せっかくなので、瓶に貼ってあったラベルを転記しておきます。やっぱり、保存食はちゃんとこういうの貼っておかないとね、記憶なんてアテにならんよ…。

  • 青唐辛子(清水森ナンバ) 40グラム
  • にんにく 1片
  • 味噌 45グラム
  • みりん 大さじ1
  • さとう 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1

日付しか入っていませんでしたが、多分、仕込んだのは3~4年前だと思います。なんでそんなにほったらかしにしていたかというと、仕込んですぐに味見した時にベラボーに辛かったので、寝かせたほうが食べやすくなるんじゃないかと冷蔵庫の奥に押しやったら、そのままになってしまった…のだと思います。相変わらずベラボーに辛かったですが、しかし、作りたてよりも段違いに美味しくなっている! 清水森ナンバは、新富町の方のアンテナショップ(青森県特産品センター)では扱っているようなので、数年後のために買いに行こうか…と思ったくらい。

ねばねばトリオ(大和芋の叩いたの、モロヘイヤをゆでて刻んだの、納豆)と一緒に玄米ご飯に乗せて食べましたが、美味しかった。夏にぴったり。

あとは、なすとさやいんげんの揚げ浸し、海苔と卵の味噌汁。味噌汁作ったの久しぶりだけど、無性に飲みたくなったのは、やっぱり、汗をたくさんかいているから…なのかなぁ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。