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にんにくチャーハン

新にんにくの季節。個人的には、丸ごとローストしたり揚げたりして、シンプルにほくほく感を楽しむのがいちばん好きかなぁと思うけど、唯一、新にんにくを使った保存食で気に入っているのが、しょうゆ漬け(飛田和緒さんの『私の保存食手帖』)です。

うちの冷蔵庫には8年ほど前に仕込んだものがまだ眠っているけど、毎年にんにくとしょうゆを少しずつつぎ足しながら使っているので、本当のところは何年前に仕込んだものかはよくわからない。中まで真っ黒にしょうゆが染み込んだにんにくは生のまま食べても、臭くも辛くもなくて美味しいし、漬け込んだしょうゆには独特の甘さが加わって、これもいい調味料。

これを使ってチャーハンに。豚挽き肉と長ねぎを刻んだのを炒めて、火が通ったら、にんにくのしょうゆ漬けの刻んだのとご飯を加えて炒めたら、にんにくしょうゆを回しかけて仕上げ。たっぷり使っても臭くなくて、美味しい。

また今年も、少し足しておかないと。

たけのことこごみと豚肉の煮物

2018-04-14 19.26.25

瀬音の湯の売店で買ったたけのこのお惣菜がおいしかったので、ちょっと真似して作ってみる。お惣菜は、豚バラ肉の塊をひと口大に切ったものと、厚めにスライスしたたけのこを甘辛い味で炒め煮したものだったけど、味の染み方がちょうどよくておいしかったなぁ。

ということで、まだたくさん残っている穂先をたっぷりぜいたくに使い、お供は豚バラ肉薄切り、2回も天ぷらをしたのにまだたくさん残っているこごみも一緒に軽く煮る。この組み合わせ、なかなかよかった。たけのこは貰い物だし、こごみは出先でお安く買ったもの。旬のものをたっぷり食べられるなんて、ありがたいことです。

奥は、叩きわらびに、にんにくしょうゆ刻んだのをたっぷり乗せた冷ややっこ。このにんにくしょうゆ、どう考えても7年ほど前に仕込んだもの(飛田和緒さんの『私の保存食手帖』)だと思うんだけど、まだパリパリでとてもおいしいのだ。ただ、しょうゆに漬けただけなのになぁ。

なすの田舎煮

なすの田舎煮 by nekotano

乱切りして、半日ほど陰干ししたなすを使って、田舎煮を作る。

ごく軽くだけど、水分を飛ばしてあるせいか、煮崩れが少なかった気がする。あと、調味料はいつもと同じ量だと思うのですが、微妙にいつもより、薄かった気がする。それは、半干しなすだからなのか、汗をかきすぎていていつもより濃いめの味を欲しているからなのか、なのかはよくわからない。とりあえず、次回は、干さずに作ろうと思う。

お昼に残ったゆでつるむらさきは、フードプロセッサーで細かく砕いてねばねばペーストにして、ごはん代わりに食べる(私が)。先日作って美味しかった、長野のやたらをもう1回(レシピは、『わたしのとっておきサラダ』の飛田和緒さんのを参考にしてます)。清水森ナンバが入っているからこその美味しさだと思いますが、しかし、これは、無性に美味しいです。かなり辛いんですけどね。

水切りチン豆腐に、にらジャン(『豆腐料理日韓中の100レシピ』のジョン・キョンファさんのレシピを参考にしています。ざっくりした作り方は、コチラ)。

夫はご飯を食べるというので、じゃ、私は八戸に行った際に駅で買ったりんご柄が可愛いワンカップ(六花酒造のじょっぱりカップ。多分、中身は「本醸造津軽じょっぱり」だと思う)でも飲むかな…と思ったのですが、先にビールを飲んだら、なんかそれで満足しちゃって持ち越しに。

やたら

やたら by nekotano

わたしのとっておきサラダ』に、「長野のやたら」というレシピがあって(飛田和緒さんレシピ)、本を開くたびにいつも目に留まりつつも、「ふーん」で終わっていたのですが、なぜか今日は「よし、作ってみよう」という気分になったのでした。暑いからですよね…。

本では、きゅうり(刻んで塩揉み)、なす(刻んで塩揉み)、えのきだけ(茹でる)、オクラ(茹でる)、ししとうがらし、みょうが、きゅうりの味噌漬け(もしくは、奈良漬け、たくあん漬け、しその実の塩漬けでもよい)を、大きさをそろえて刻み、混ぜる…とありまして、山形の郷土料理「だし」と似ていますが、どうなんでしょう。

で、作ってみようと、重い腰を上げた割に適当でして、今回は、なす、きゅうり、しょうが、青じそだけで、これらを刻んで塩ひとつまみ。出てきた水分は絞らずに、だいぶ昔に仕込んでいた青唐味噌を小さじ1/4ほど加えてよく混ぜました。この青唐味噌がいい仕事しまして、素晴らしいアクセントに。

せっかくなので、瓶に貼ってあったラベルを転記しておきます。やっぱり、保存食はちゃんとこういうの貼っておかないとね、記憶なんてアテにならんよ…。

  • 青唐辛子(清水森ナンバ) 40グラム
  • にんにく 1片
  • 味噌 45グラム
  • みりん 大さじ1
  • さとう 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1

日付しか入っていませんでしたが、多分、仕込んだのは3~4年前だと思います。なんでそんなにほったらかしにしていたかというと、仕込んですぐに味見した時にベラボーに辛かったので、寝かせたほうが食べやすくなるんじゃないかと冷蔵庫の奥に押しやったら、そのままになってしまった…のだと思います。相変わらずベラボーに辛かったですが、しかし、作りたてよりも段違いに美味しくなっている! 清水森ナンバは、新富町の方のアンテナショップ(青森県特産品センター)では扱っているようなので、数年後のために買いに行こうか…と思ったくらい。

ねばねばトリオ(大和芋の叩いたの、モロヘイヤをゆでて刻んだの、納豆)と一緒に玄米ご飯に乗せて食べましたが、美味しかった。夏にぴったり。

あとは、なすとさやいんげんの揚げ浸し、海苔と卵の味噌汁。味噌汁作ったの久しぶりだけど、無性に飲みたくなったのは、やっぱり、汗をたくさんかいているから…なのかなぁ。

なすの煮浸し

なすの煮浸し by nekotano

昼間出ていたので、作り置きのおかずでラクちんに。全部、冷やして美味しい系。というかお酒によく合う系。

なすとさやいんげんの煮びたし。漬け汁は、麺つゆにみりんを加えて少し甘めに。

大和芋の叩いたの、モロヘイヤのゆでて刻んだの、長野のやたら(『わたしのとっておきサラダ』飛田和緒さんのレシピ、作り方はコチラ)。カリカリ豆鼓豆腐(『豆腐料理日韓中の100レシピ』ウーウェンさんのレシピ)。

もちろん、ビール飲みました。

お弁当

お弁当 by nekotano

新橋演舞場の寿新春大歌舞伎の昼の回を観に行っていました。

今日はお弁当持参。ひじき煮の混ぜご飯、きゅうりとかまぼこのポン酢和え、ちょっと甘い卵焼き(飯島奈美さんレシピ)、茎わかめの炒め物。デザート代わりに、梅のぽたぽた漬け。

梅のぽたぽた漬けは、『私の保存食手帖』(飛田和緒)に載っていたもので、2年前だったかな、に作ったもの。氷砂糖と酢で作る、甘い梅漬けです。

出来上がるまでに半年以上かかったんですが、一度ガッツリ漬かり切ってしまうと、腐敗もカビも寄せ付けないようで、完成してから1年以上常温で放置しっぱなしですけど、特に問題ないです。お弁当に入れると、口直しにぴったり。