今日は、新橋演舞場の五月花形歌舞伎を観に行っていました。今月は仮名手本忠臣蔵の、大序、三段目、四段目、道行、五段目、六段目、七段目、十一段目を上演するってことで、もう昼夜で見ちゃうぜと、一気に通し観劇を敢行。
ただ、この日は、六月大歌舞伎の発売日と重なっており、ギリギリまで夫にチケットの取り方をレクチャーしていたのですが、結局私が取ったほうがいいだろう…ということで、チケットを取ってから出かける羽目に(結果的にこの選択は正解だった。夫ではあの使いづらい松竹Webを使って、短時間で希望の席を注文するのは不可能)。大序ってあんまり上演されないみたいなので結構楽しみにしてたんですが、まぁ仕方ない。30分遅れで入場したので、大序の一番見たい部分は観れなかったですが、まぁまたのお楽しみってことで。
いろいろ聞いていた話の通り、菊之助さんの塩冶判官が本当に素晴らしく。松緑さんの高師直は、もともと松緑さんは小顔の上、まだ肌もぴちぴちですからシワを書きまくったメイクをしており、それがマモーっぽいなぁ…と言う感想が先だったものの、それをアタマから追い出せば、本気でヤなジジイを熱演。素晴らしい。
今日は午前の部に関しては弁当持参。若竹煮のたけのこを使って、2品。根元に近い部分は小さく切って梅肉で和える。もう一つは、「かえる食堂 干したり漬けたり」(松本朱希子)のたけのこつくね。これね、すごくおいしいんですよ。クレソンの軸とピーマンのさっと炒め、甘い玉子焼き。酢飯に、いかなごの釘煮。今日のお弁当は、なかなか見た目も麗しい出来栄えでした。満足。
す、すみません、只今おなか抱えて笑ってます!笑笑笑
歌舞伎はお恥ずかしいほどよく分からないのですが
マモーって例えで、もの凄くリアルに理解できました。
見た目も演技も、それはそれは
かなりヤなジジイっぷりだったんでしょうねぇ!笑
マモーって、あんまりだ…と思う人もいると思うのですが、
でもね、ほんとにそんな感じだったんですよ、見た目は(笑)。
「仮名手本忠臣蔵」って、赤穂浪士の討ち入り事件を
太平記の時代に置き換えたお芝居で、
塩冶判官=浅野内匠頭
高師直=吉良上野介
大星由良之助=大石内蔵助
と、脳内変換して観るお芝居なんですよ。
今回、マモー、じゃなくて高師直をやった
松緑さんは、いなせな江戸のお兄さんとかやると
ホントに素敵なんですけどねぇ。
今回は、120%ヤーなジジイでした(笑)。