お魚づくし弁当

カテゴリー: 朝食, 旅行 | 投稿日: | 投稿者:

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26日に祖父が亡くなりまして、急遽、葬式に行くことになった。

実のところ、当初は父も母も「無理して行かなくてもいいんじゃない(遠いから)」的なニュアンスだったのでわたし自身もそのつもりでいたのだが、いざ亡くなるとそんなこと言っていたのはすっ飛んでしまったらしく、いきなり26日に電話が来て「じゃ、明日19時に通夜だから」という電話だけ来て泡を食う。斎場の場所すら言わずに電話を切ろうとしていたので、どんだけ慌ててたんだ…と思うが、正直なところ、言われた方は面食らうばかりだった。

ある程度認知していた話とはいえ、やっぱり急なことだったのでどうしても仕事の算段が付かず、通夜はパスして葬式だけでることに。母の実家に行ったのは20年ほど前になるので、行き方が分からない。新幹線などの切符を購入する過程で初めて、和歌山へ行くには、新大阪から特急くろしおで1時間(1時間に1本しかない)、在来線だと1時間半~2時間ほどかかかることを知ったのだった。

葬式は11時からというので、6時16分の新幹線に乗る。これで新大阪から特急に乗れば和歌山には10時に着くので余裕だな…と思っていたら、とんでもない罠が待っていた。

新幹線に乗ってほどなく、信号機トラブルだとかで、静岡~掛川間は徐行運転になります、とのアナウンスが。駅弁(マコトの「お魚づくし弁当」)を食べて一眠りして目が覚めたとき8時半ごろだったのだが、まだ名古屋にもついていなくて驚く。最終的には80分遅れだったそうで、新大阪に着いたのは10時10分ごろだった…。ああ…。

新幹線のデッキは、「申し訳ありません」電話をするビジネスマンでいっぱいだった。下りが全滅だったので、新大阪駅もほどほどに混乱しており、みどりの窓口が大行列。「会議に間に合わないじゃないかっ」とJR職員に食って掛かるオジサンを見かけたが、ご愁傷様です…。言ってもしょうがないだろうと思うが、その気持ちもよく分かるし、まぁなんていうか、やるせないよね。ちなみに、本当は私よりも1本後の新幹線で行く予定だった弟は、仕事の都合がついたそうで前日入りしており、このトラブルに巻き込まれずに済んでいた。大事な用事の際は、半日前に移動しておくべきだということを、私は身を持って知ったのでした。

和歌山に着いたのが12時過ぎ、タクシーを飛ばして斎場に行ったが、入れ違いで出棺したらしく、斎場には父しかいない(出棺には付き合わず、待っていてくれた)。斎場の待合室で、お菓子を食べながらテレビを見て過ごす。一体何しに行ったんでしょうねぇ、私は。

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