しめ鯖

カテゴリー: つくる | 投稿日: | 投稿者:

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昨日、スーパーに行ったとき「〆鯖に!」と短冊の立った立派な鯖が安売りしていた。私はしめ鯖が大好きなのですが、好きだからこそ自分で作るのには躊躇するところもあって長年しめ鯖を自作するという考えを持ったことがなかったのですが、この日に限ってはなぜかむくむくと「自作?」という考えがもたげてきて、思わず2匹購入。

はて、買ったはいいが、どう作るか実はよくわからない。なのでまずは「有元家のおせち25品」を見ると、

  • 塩 適量
  • 酢 適量
  • 皆さんのお好みで自分の時間を探し当ててください

という感じで書かれていて、ありゃこれじゃ厳しいなと思い「栗原はるみ haru_mi (ハルミ) 2006年 10月号 [雑誌]」を開く。ここには、鯖1匹に塩大匙1ずつ、漬け酢は酢1カップに砂糖大匙2、薄口しょうゆ少々とあり、じゃこれでとチャレンジ。ただし、そんなに肉厚の鯖ではなかったので塩は両面で大匙1にし、酢は千鳥酢を使いました。

三枚におろして皮をはいで(本当は酢に漬け込んだ後にはぐらしい)、鯖の水気を切って、塩をまぶして1時間ちょっと。塩を洗い落として水気を切って30分酢に漬けたのが写真のしめ鯖。ただ、嫌がる夫(青魚の嫌いな夫はしめ鯖は京都祇園の「いづ重」の鯖寿司になったやつしか食べないのです。ナマイキなヤツめ!)に無理やり試食させたところ「生臭いよう」と涙目だったので(私はそうは思わなかったが)、残りの1匹はさらに1時間漬け込みました。結局、夫はその後頑として口にしませんでしたが。

今日はまず、30分漬けたものを食べましたが、酢から上げて一晩昆布に敷いたのでこぶ締めっぽい感じになっていたのもあり、いやはや大変おいしかったです(自画自賛)。漬け時間は私は30分で十分だな、と思いました。残りの90分漬けたほうは、押し寿司にしよう! と今から楽しみにしています。

それにしても、大好きなものを心ゆくまで食べられるってのは、幸せなことです(お店だと5切れくらいしか食べられないもんね)。

奥は夫のお弁当(甘い卵焼き、ほうれん草のおかかしょうゆ和え、フジッコのお豆さん、白ごま塩結び)の残りを自分用に弁当箱に詰めたもの。もちろん夫の弁当にはしめ鯖は詰めてません。そんなことをしたらDVになってしまいますから。

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