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ローストビーフとクリスマスケーキ

せっかくクリスマスなんだから、それっぽご飯にしましょうかと、ローストビーフに挑戦。少し前に安売りしていたちっこいランプ肉を買って冷凍していたのを使って、お手頃に済ませる。ローストビーフはね、まだまだ修行が必要です。

あとは、キヌアのサラダでさっぱりと。

味付けは、『有元葉子の料理教室』にある、タブーレのレシピを参考に、オリーブオイル、レモン汁、塩、ゆかり、シナモンパウダーで作っています。具は、きゅうり、赤玉ねぎ、プチトマト、パセリ、ゆでたキヌア。

晩ご飯はさっぱり済ませた理由は、あとに、クリスマスケーキが控えていたからです。

今年は9月に府中の伊勢丹が閉店してしまったので、クリスマスケーキは自分で焼くか、近場のケーキ屋さんで買おうかと思っていたのですが、やっぱり慣れたところで注文するのがラクだな…ということで、最終的に、結局は立川の伊勢丹で注文。なので、今日は昼頃にわざわざ立川まで行って、引き取ってきていたのでした。

注文したのは、ノエル ドゥ ピエール 2019。赤いんですが、赤いのは色だけで、ビターチョコレートガナッシュにキャラメルの入った、ほろ苦×甘の、こってり濃厚なチョコレートケーキでした。このガナッシュがとてつもなくおいしくて、しみじみおいしい。これが、今日のメインディッシュでしたね。

実は、このケーキ、結構小さいんです(直径12センチ×高さ6センチ)。だもので夫は、「一気に食べちゃおうぜ」って言うんですけど、それ、絶対、中年には無理。

メインディッシュなので、まずは1/4切れで出したんですが、もうね、すごい満足感で、一気食いできるようなもんじゃない。そもそも、食事のあとだったら、1/6でもちょうどいいくらいなほど、おいしいがぎゅっと詰まったケーキでした。

オクラのサブジ

たくさん買ってきたオクラをサブジにし、作り置きのなすの田舎煮、冷凍栗ご飯に、アマノフーズのお味噌汁(野菜)。

インスタントの汁物って1人前を飲み切るのに結構難儀していたんだけど、1人前を気持ち多めの湯で溶いてから二人で半分こすると、濃度的にも量的にもちょうどいいことが分かったので、最近はその手で積極的に活用しています。汁物って、ちょっとあると嬉しいのよね。

食後に、ピエールマルコリーニのチョコとカカオティー。

Pizzeria CROCCHIO

夫が久しぶりにピッツァを食べたいというので、クロッキオに行く。

平日ランチだとパスタと飲み物だけのシンプルなものがあるのですが、休日だったので、前菜、飲み物、デザートの付いた、デラックスなランチをチョイス。私は、カポナータ。ここのカポナータは、ガッツリ甘酸っぱくて、好きな味。

夫はグリーンサラダ。シンプルなドレッシングがかかっていて、意外とたっぷり。

ランチは、ピッツァのほかにパスタも選べるのだけど、やっぱりここに来たら、ピッツァになってしまうよなぁ。私はなすのマリナーラ、夫はマルゲリータ。

いつ食べてもおいしいが、そろそろ1人で1枚食べるのがきつくなってきた。今度は、単品でピッツァ1枚と、お料理1皿を注文して、シェアするか…などと考えてしまった。大食漢じゃない人間は、外食の際は色々考えることが多い。

デザートはパンナコッタ。たっぷり生クリームを使っていて、なめらかでおいしい。このお店は、デザートまでおいしいのも、好きなところ。エスプレッソを飲んでシメ。

ランチョンマットに、「ナポリピッツァ職人協会」のロゴがプリントされていました。「真のナポリピッツァ協会」とはまた違う団体のようですが、とにかく、ここのピッツァは、とてもおいしいです。

帰宅して、ピエールマルコリーニで買ってきたチョコレートをちょびちょび食べる。右は、アニモキャラメル、左は…なんだったかな、忘れちゃったけど、もちろんおいしかったです。

築地~豊洲をぶらぶら

普段はそれほど早起きじゃないのに、外泊するとやたらと早起きして、散歩をしたくなる。せっかく銀座に泊まっているのだから、久しぶりに築地のきつねやで朝ごはんを食べようと、えっちらおっちら歩いていく。

人気のない歌舞伎座前で、正面玄関を撮影。ただ、いつ来ても思うんだけど、なんでかたくなにこの正面玄関からじゃないと入場できない仕様にしたんだろう…とは思うんですよねぇ。やっぱり、できれば、地下鉄の改札から直で入場できるルートも、作っておいてほしかった。とは思うのでした。この正面からの雰囲気は大好きなんですけども。

築地についたのはいいけど、どこも開いている気配がない。例えばこのお店は10時開店なんだけど、今はみんなこのくらいの時間なのかなぁ…。それにしても、各種サービス対応を示すシールの数がすごい。このお店のオーナーは、しっかり者なんだなぁ。

ちなみに、この時の時刻は、5時15分ごろ。来るのがあまりにも早すぎた。

この段階で検索したところ、きつねやの開店時間は6時半ということを知り、どうするか…と途方に暮れる私と夫でしたが、しかし今更ホテルに帰って、普通にモーニングを食べる気にもなれず、それならば、せっかくいい天気でもあるのだから、豊洲まで歩いてみようよ、ということになった。

晴海通りを延々と豊洲方面へ。隅田川って、広いよなぁ。

勝鬨橋のたもとで見かけた、かわいい手すり。

勝どきエリアに入ると、高層マンションだらけで、川岸の景色は特に壮観。これは、黎明橋から朝潮運河沿いの景色を撮ったもの。人がいっぱいいるはずなのに、人の気配を感じないのが、なんとも不思議な感じ。思わず、「バビロンプロジェクト」なんて言葉が頭をよぎるのでした。

ふと見かけた、大きなペットボトル…の上の、猫。モニュメントかな? と思ったけど、何のプレートもないし(後で調べたら、作品の脇に小さくあったようです)、お店の看板にしてもなんだか変だけど、なんだか目立つなぁ…と、訳も分からず撮っておいたんだけど、後で調べたら、勝どきパークタワーの共用エリアに配された6つのアート作品のうちのひとつなんだそうです。

KOSUGE1-16というアーティストによる、「2mのペットボトル」。中に入っているのは本物の水だそうで、作家さんのブログには、「すごい技術」とありました。

警戒しているような、威嚇しているような、何ともいえない表情がかわいい。

ただ、この作品の周辺にロープが張られていて、必要以上に近寄れないようにしてあったので、なんでかなーと思っていたんですが、後で調べたところ、どうもポケモンのジムに設定されているそうで、休日はこのまわりにいっぱい人が集まるんでしょうね。

有明通りに入って、そのまま延々と直進で歩く。晴海大橋を抜けると、豊洲エリアです。向こうに見えるのは豊洲大橋。周辺の建物も、マンションじゃなくて倉庫ばっかりになってきて、不思議な並行世界に入り込んだような感じもします。朝ランをする人が結構多くて、やっぱりランニングって流行っているのねーと思ったり。

晴海大橋を渡り切ってからが、また案外遠くて、一体豊洲市場の入り口はどこだーと思いながらようやく、ゆりかもめの駅(市場前)を探し当てたところ、こんな看板を見つけて、膝から崩れ落ちた。後から調べたら、基本、水曜日は市場の定休日なのね。

仕方ないので、ゆりかもめに乗って、築地へ戻る。車窓から見える景色が、もういかにもトーキョーって感じで、すごくよくて、延々窓の外を眺めていた。やっぱり先頭車両の一番前に乗るのがサイコーです。楽しい。

築地に戻って、きつねやが開いてないかなーと期待したんだけど、全然そんな気配もない(市場全休日も定休日にしていたことを後で知る)。仕方ないので、もうひとつ行ってみたいなーと思っていた、 築地本願寺にあるカフェTsumugiに行ってみることに。この時点で7時20分くらいだったかしら。検索すると、開店時間は8時。うむ…と思ったけど、もういまさら銀座でモーニングって気分でもないし、やけくそで待つことに。天気が良くてよかったなぁ。

またこれが、どこに並べばいいのかわからず、右往左往したんだけど(最初、間違って、伝道会館のほうのカフェに行きそうになった)、まぁここに並べばいいかしら―ってところで、じりじりと開店まで待つ。ぽつぽつと人がやってきて、開店15分ほど前には結構な行列。並ぶ場所が間違っていないか、ちょっとドキドキしました。

無事入店出来て、「18品の朝ごはん」を注文。まずは、温かいお茶を飲んで待つ。お茶が結構おいしかったです。

皆さんこれがお目当てなので、この時間帯に来たほぼ全員がこれを食べます。白粥に18品の小皿が付いたもので、1皿1皿は結構さささやかなものばかりなんですが、18皿ともなると、やはり壮観。いわゆる映え的な感じもあって、朝からテンションが上がります。

18皿と言うのは、浄土教で王本願と呼ばれる十八願に由来したそうですが、添えられたカードにはほとんど何も書かれておらず、まぁ美味しく食べればそれでいいのかと。

小皿の下にはそれぞれ料理の説明があるのですが、いくつかは築地のお店の商品もあって、なかなか心憎い。江戸一の佃煮とか、松露の玉子焼きとか、紀文の練り物とか。他にも、鴨のロースとかジャコの佃煮などもあって、魚肉を食べてええんか…と一瞬思ったんだけど、浄土真宗だと精進じゃなくていいのか。結構普通にご飯がススム君的なものが多くて、1膳で納めるのは結構大変でした(後で知ったのですが、お粥はおかわり自由だそうで)。

ちなみに、このお店は、プロントが請け負っているカフェなので商品力が強くて、お茶は袋布向春園本店、デザートは堂島ロールのモンシェールとコラボしており、いろいろかわいらしいメニューがいっぱい。夜はお酒も飲めるそうですし、使い勝手の良さそうなカフェでした。

満腹でホテルに戻って、歩き疲れもあって、少し寝る。チェックアウトした後に、ピエールマルコリーニに寄って、少しお茶してから帰りました。

マルコリーニと言えば、本当はパフェなんでしょうけど、ちょっとそこまでお腹に余裕がなかったので、アイスだけで。チョコレートとピーチソルベ。お茶は、カカオティー。これが、不思議な味わいで、美味しかった。

夫は、マルコリーニチョコレートガトーとコーヒー。ケーキはもちろんなんだけど、コーヒーがものすごくおいしいと言っていて、確かにそうなのでした。ちょっとびっくりするくらい。カカオにこだわりがあるってことは、そりゃ、コーヒーだっておいしいはずだよね。