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残り物パスタとパクチーサラダ

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5連休の初日は掃除したり、買い出しに行ったり、ベランダでお茶を飲んだり、いい休日でした。晩ごはんも気楽に、ありもので簡単に。

昨日の煮込みハンバーグのソースがたくさん残ったので、これを軽く煮詰めてタリアテッレを加えて和える。仕上げにパセリぱらり。

このソース、ベースは鶏ガラスープ(しかも、ナカムラポートリーの鶏ガラ)、そこに、生クリーム、マッシュルーム、ハンバーグのうまみも溶け込んだものなので、美味しいに決まってます。実際かなり美味しくて夫と取り合い。これはまた作らんと。ソース多めで。

「朝摘み」のシールが貼られたパクチーが安かったので買ったのですが、葉が柔らかくてホントに美味しそうだったので、葉だけむしってサラダで食べることに。茹でて軽くつぶしたじゃがいもと一緒に和え、私はヨーグルトソース(ヨーグルト、オリーブオイル、刻みケッパー)、夫は叙々苑ドレッシングで。叙々苑ドレッシングが思いの外、このサラダと合っていてビックリ。叙々苑ドレッシングのポテンシャル高すぎ。

煮込みハンバーグロシア風

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かねてから作ろうと思っていた煮込みハンバーグをようやく作った。昨晩ハンバーグを作って表面を焼き、ソースに入れて軽く煮込むところまでやっておいたので、それを温め直しながら、付け合わせを作る。

にんじんのグラッセ、粉ふきいも、さやいんげん茹でるだけ。さやいんげんはやたらと筋張って豆も大きくなっていたので、急遽茹でた後に斜め切り。もうそろそろ終わりなのね。にんじんのグラッセは、しっかり甘みを利かせて作ったので、とても美味しかった。粉ふきいもを作るのも久しぶり。子供の頃はこれを作ると確実に鍋を焦げ付かせていたので、これ作るのに、ちょっと苦手意識があるのです(食べるのは好きなのですが)。でも、せっかく、付け合わせをレトロに決めたいと思うと、頑張るしかないよね。久しぶりですが、子供の頃よりはまぁまぁきれいに作れました。よかったよかった。

このハンバーグは、入江麻木さんの『お料理はお好き』にある「煮込みハンバーグロシア風」。ハンバーグの中にもソースにもマッシュルームをたっぷり使うのが味の決め手です。ほぼレシピに忠実に作りましたが、果たして出来上がりは、なんだかすっごく懐かしい味。なんていうか、いかにも「家庭料理」だなぁというしみじみした味わいでした。

250グラムのひき肉で4個作ったので、今日は1個ずつね…と思ったのですが、美味しかったので結局2個食べちゃいました。うちにしては、結構なお肉大尽な晩ごはんでした。

明日からゴールデンウィーク。今年は3連休の後に土日が続く、近年まれに見るベストな並びでありがたいことです。美味しいものを食べて、少しお酒を飲んで、しかも明日は何の予定もない。もう、最高の夜ですな。

青梗菜と干ししめじのオイスターソース炒め

青梗菜と干ししめじのオイスターソース炒め by nekotano

しめじが安かったので、ちょっとまとめ買いして、半干ししていました。ほぐして、ちょっと干してから冷蔵したほうが長持ちするし、調理もしやすいので(あらかじめ余分な水分を飛ばしているので)、一石二鳥なんですよねぇ。

チンゲンサイがあったので、一緒に炒めものに。やっぱ中華風かなぁ…と思って、久田大吉さんの『中国料理馳走録』をパラパラめくって、「苦瓜の揚げ煮」の味付けだけ拝借して作る。

中華鍋ににんにくみじん切り、赤唐辛子、ごま油を入れて弱火で加熱し、香りが出たら、チンゲンサイ、しめじを加えてさっと炒め、鶏がらスープ(本では白湯)、砂糖、塩、たまり醤油(本では醤油)、オイスターソースを加えて水けを飛ばすように煮込み、水溶き片栗粉でとろみをつけてから、最後に酢少々。

本来は、素揚げしたゴーヤを煮込むレシピですが、チンゲンサイでも、まぁまぁ合っていました。まぁ、でも当たり前なのですが、ゴーヤで作ったほうが美味しいだろうね…という味。ゴーヤのシーズンにも入ったので、今度は本の通りに作ろう。

カリカリドウチ豆腐(『豆腐料理日韓中の100レシピ』にある、ウーウェンさんの「カリカリ豆鼓のくずし豆腐」)に、スライストマトに塩らっきょう・甘酢らっきょうのみじん切りのせ、作り置きのひじきと厚揚げの煮物、まだ残っているヴィネグレート。

ところで、ビーツの色が抜けた理由のヒントでもないかと、入江麻木さんの『優しい一皿』を読み返していたら、こんな一文がありました。

 結婚したての若い奥さんが、ビーツを入れて赤いボルシチを作ろうとするのですが、どうしても赤くならない。(略)どうして赤くならないかというと、その若い奥さんは鍋に蓋をしていたのです。ビーツは蓋をして煮ると赤い色が出ないで、ただの白いかぶのようになってしまうのです。

ああ、これかー。確かに、今回は蓋をして煮てました。なぜ、蓋をすると色が出ないのか…という理由はまだ謎のままですが、ともあれ、まずは原因が特定できて、スッキリ。