キッシュ

キッシュ by nekotano

今日はクリスマスイブ。折角ですから、らしいものでも作りましょうかと食べたいものを聞いたら、「キッシュロレーヌがいいなぁ」という。

キッシュかぁ…と、一瞬ひるんだのは、パートブリゼを作るのが苦手だから。パイ生地で逃げても良かったけど、まぁ、でも、いい機会だから久々に作るかと、幾つか手持ちの本を見比べて、小嶋ルミさんの『知りたがりの、お菓子レシピ』にあるレシピで作ることにする。

つくづくパートブリゼってのは思い付きで作れるものじゃないなぁ…と思いましたが、ところどころでおっちょこちょいをやらかしながらも、2日がかりで作ったキッシュは夫に大好評で、時間をかけた甲斐があったな…としみじみ思いました。レシピ通り2台分の分量で作っているので、近いうちにもう1回食べられます。2度目が楽ちんなのが、一番の副産物かも。

ところで、パートブリゼを作っている最中の最大のハイライトは、一晩寝かせた生地を麺棒で叩きながらのばすところでした。冷えてコチコチの生地を柔らかくするためにしばらくは麺棒で叩き続ける必要があるのですが、その音が小僧の琴線に触れたようで、大興奮。叩くリズムに合わせて、嘴で籠を叩いて真似。あんまり上手に真似するんで笑っちゃいましたわ。うちの小僧(黄)は音痴なんですが、リズム感はいいんですよねぇ(親ばかじゃないですよ)。それって、種特有の特徴なのか、個体差なのかは、少し気になります。

あとは簡単に、買ってきたスモークサーモン、自家製のしめサーモン(『ちょっと一皿100』のレシピを参考に)。付け合せは、きゅうりとセロリの千切りをハーブドレッシングで和えたもの、ディル、エストラゴン。小玉トマト(つくつく房枝(ぼうし))切っただけ、ベビーリーフ。

天使のアスティの小瓶で、少しだけらしい感じに。

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