おせち

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元旦、二日ともに、朝晩だけの1日2食だったのですが、今日は不思議と昼近くになって空腹を覚える。今年はカレンダーの並びが良すぎて、明日はもう仕事始めなのですが、なんとなく無意識に身体が日常のペースに戻ろうとしているのでしょうか…。

もちろん、食事はまだまだおせちが続きますが、意識的に野菜モノを中心に盛り込む。煮染めは当然のこととして、おせちの具からは、叩きごぼうと炒めなますは、ことにたっぷりと。おせちの味付けは甘辛い味付けのものがおおいので、酸味は結構、箸休め的に重要。

とはいえ、さすがに私も、なますを大量には食べられないので、数年前から作るのはやめて、炒めなますにしています。れんこん、にんじん、だいこん、しいたけを胡麻油で炒めて、土佐酢を回しかけて手早く炒めて、入り白胡麻をたっぷり。最後に、柚子の絞り汁を回しかけてなじませます。本では三杯酢とありますが、うちはしっかりかつおを効かせた、土佐酢で。これ、私が大好きなので、これだけは分量を倍にして作るのですが、夫はほぼ食べませんので、全部私が平らげます。

もうひとつ、酸味の野菜は、叩きごぼう。有元葉子さんの本のレシピで作っておりますが(このレシピの胡麻酢が美味しい)、数年前から急に美味しく作れなくなってしまい、どうしたものか…と途方に暮れています。なんていうか、仕上がりが水っぽくなってしまうのです。なので、今年は、他の料理本のも参考にしながら、なんとか、「まぁ、マシ…」くらいにまで仕上げる。

今までは、丸のまま八分通りまで茹でてから叩きつぶし、食べやすい大きさに切り分けてから、胡麻酢で和えていました。今年は、すでに5ミリ角に切り分けてからさっと茹で、布巾の上に並べて軽く塩を振ってから、すりこぎで軽く叩いてから切り分けて、胡麻酢で和える。と、和える前に、一手間入れました。初めて作ったときの「うわー、美味しい」までとは行きませんでしたが、ここ数年の中では、だいぶマシな仕上がりになりました。叩きごぼう、酢を使っているにもかかわらず、夫が自発的に食べる数少ない料理なので、なんとか、もう少し美味しく作れるようになりたいです。

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